新入社員が社長に聞いてみたいこと、と、その回答。 | 面白法人カヤック

Corporate

2016.11.01

#面白法人カヤック社長日記 No.17
新入社員が社長に聞いてみたいこと、と、その回答。

Corporate

画像

前回の社長日記では、「社外取締役の職能と役割」というニッチな領域について書かせていただき、意外と多くの方にシェアいただいたことに驚いています。おそらく社外取締役という職能についてあまりまとめられた考察がなかったからだろうと思います。とはいえ、どう考えても経営者にしか興味が湧かなさそうなテーマでしたので、今回はもう少しとっつきやすいテーマにしました。

それは、「新入社員が、社長に聞いてみたいこと」

今年の2016年の新入社員。入社から半年が経ち、代表に質問してみたいことを募集し率直に回答する機会がありました。そこで今回は、その質問と回答を5つほどピックアップして紹介いたします。

Q1. 『面白法人』を屋号に掲げて1番苦労したことを教えてください

いい質問だなと。確かにこの『面白法人』という言葉が生まれてなかったら、カヤックは全く別の会社になっていたんだろうと思います。この言葉をつけたからこそ今のカヤックがあります。そう考えると、この言葉に対峙した時、何よりも先にまずは深い感謝の念しか湧かないといっても過言ではありません。
でも一方で、こうも思います。「この言葉によって僕らは随分苦労させられたな」と。どんな状況でも面白く働かなければならないという覚悟。新しいことをし続けなければならないという宿命。常に名前負けしていると言われてしまうプレッシャー。などなど。
でも、よくよく考えたら、自分に苦労を与えてくれる機会こそが、自身の成長につながります。だから、この名前を恐れず宣言してよかったと思います。新卒のみなさんは、面白法人なんてふざけたコピーの会社によく入ってきてくれましたね・・・。ありがとう。

Q2. 「ステップアップとしてカヤックを旅立っていく人」と「合わないから,つらいから、カヤックを辞めていく人」の違いはどこにあると思いますか?

人は基本的には似たようなものなので、それほど大きな違いはないと思います。つらい時に辞めるか、そうでない時に辞めるかというのは、タイミングの問題だけとも言えます。
何かを継続している時につらくて辞めたいと思う瞬間。過去に習い事や部活をしていた時、そういうことはありませんでしたか。誰にでもある経験だと思います。
一般的にはつらい時とそうではない時、どちらかというと前者のほうが辞めたくなるものだと思います。ただ、人によっては、つらい時こそむしろ辞めちゃだめだと思っているポリシーの人がいます。つらいことを乗り越えた先に良いことがあったりすることも多いからということなのだと思います。ただ、そういうポリシーを持っている人でも、つらい時は正常な判断が時に働かなかったりするので、それを守り切れないこともあるかもしれません。
ちなみに世の中には達人と呼ばれる人が一定数いますが、こういう人は、つらいという時期がそもそもないようです。「達人のサイエンス 」という本によれば、達人の定義とは、永遠と続く修行期間 ― 成長が止まっている期間、伸び悩んでいる期間、スランプの時期、つまり、つらい時期を指します ― そのものを楽しめる人なのだそうです。

Q3. カヤックの離職率は年々低下していると聞きます。これは一見良いことだと思うのですが、大企業的な「なんとなく辞めづらい雰囲気」が強くなっているだけではないか、と感じています。今後もカヤックはこの傾向を強めていくのでしょうか?

もともと離職率がものすごく低い組織にしようとは思っておらず、ある程度社会に対する循環が早い組織でよいと思っています。ただし、人事部の方針としてここ数年は、離職率を下げる方向に舵を切ってきたので、現行の離職率は今後も維持されると思います。そう考えると、組織はKPIによって影響を受ける部分もありますので、ある見方では辞めにくくなっているともいえるかもしれません。
ただ人事部の中で、「辞めづらい雰囲気にしよう」という言葉が出たことは一度もなく、「意欲的に残りたいと思ってもらえるような組織にしよう」という標榜しています。言葉が世の中をつくっていくので、どのような言葉を使うかは、重要だと考えています。

Q4. カヤックは自由な社風だと言われているし、個々でみると非常に良い方ばかりだと思うのですが、 みんなが集まった時に、なにか得体の知れない同調圧力のようなものを感じます。これはカヤック特有のものなのでしょうか?それとも企業というものに共通して存在する雰囲気なのでしょうか?

入社して半年ぐらいのフレッシュな新卒らしい、少し悩みも入った良い質問をありがとうございます。僕も新卒で企業に就職した経験があり、その時に感じた悩みと似ています。
そもそも、組織には、それぞれ固有の同調圧力があるものだと思います。それがその会社の文化というものともいえるのかもしれません。そして、時に自分に合う合わないもあるでしょう。だからどの会社でも何らかあるのだろうとは思いますが、中でもカヤック特有のものがあるかどうか、せっかくなので中途採用で他社から転職してきた人に聞いてみるのがよいと思います。ちなみにカヤックは中途採用出身者が半数を占める会社ということで、さまざまな人がいますので参考になると思います。

Q5. 明日世界が滅びるとしたら、今何をしたいですか?

早起きして、家族の顔を見て楽しい話をして、海に入って、面白法人にいつも通り出社して、夜予定のない社員とごはんを食べると思います。

今回のところは以上です。

当日記の無断転載は禁じられておりません。大歓迎です。(転載元URLの明記をお願いいたします。)

バックナンバー
#面白法人カヤック社長日記

失言から、最高のアイデアが生まれる。『失言会議』が新しく刊行されます。
失言から、最高のアイデアが生まれる。『失言会議』が新しく刊行されます。
No.157
失言から、最高のアイデアが生まれる。『失言会議』が新しく刊行されます。
6月24日(水)に新刊がでます。 『失言会議〜チームで最高のアイデアを生み出す方法』というタイトルです。 『鎌倉資本主義』や『リビング・シフト』は、僕自身の考えをまとめたものだったので僕の...
2026.06.04
社長を極めていくと、 プライベートではポンコツになる話
社長を極めていくと、 プライベートではポンコツになる話
No.156
社長を極めていくと、 プライベートではポンコツになる話
経営者という職能を極めていくと、どのような能力が高まっていくのか。 それはズバリ「決断力」だろうと思います。 なぜなら、最終決定をするのが社長だからです。 少ない情報で迅速に意思決定をして...
2026.05.28
Jリーグと「地域資本主義」はイコール
Jリーグと「地域資本主義」はイコール
No.155
Jリーグと「地域資本主義」はイコール
「サッカーチームは地域と共にある」。 Jリーグが設立当初から掲げている理念です。 これは、面白法人カヤックが掲げる「地域資本主義」に通じる考え方です。 「地域資本主義」とは、ざっくりまとめ...
2026.04.30
AIは勇気をくれたり、くれなかったりする
AIは勇気をくれたり、くれなかったりする
No.154
AIは勇気をくれたり、くれなかったりする
自分自身の体験から何かに気づき、それが言語化できて学びになると、少し自分に自信が持てて、時に人に伝えたくなったりします。社長日記は、そんな思いで続けています。 この場合の「伝えたい」は、自...
2026.03.17
鎌倉自宅葬儀社、卒業への思い
鎌倉自宅葬儀社、卒業への思い
No.153
鎌倉自宅葬儀社、卒業への思い
この2月、創業から10年が経ったカヤックの100%子会社、鎌倉自宅葬儀社がMBO(マネジメント・バイアウト)することになりました。 鎌倉自宅葬儀社は、葬儀業界出身の馬場さんの熱い思いを受け...
2026.02.25

関連ニュース

© KAYAC Inc. All Rights Reserved.