面白法人カヤック

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鎌倉本社の理由

カヤックは2002年から鎌倉に本社を置いています。

経済合理性だけを考えると、IT企業が集積する渋谷や六本木を選択した方が、効率が良く、有利な選択だろうと思います。でも、経済合理性だけを追求しても、どうも面白くない。

カヤックは創業時から「面白法人」を名乗っています。そして「面白さ」は「多様性」だと考えています。経済合理性のモノサシだけでは、どうしたって画一的になりがちですが、それぞれの魅力・特色を発揮して、「平均」から外れた人がたくさんいる方が、きっと面白い。企業や地域も同じではないでしょうか。

「地域資本主義」が考える3つの地域資本

カヤックでは「地域資本主義」を提唱しています。

①地域経済資本(財源や生産性)
②地域社会資本(人のつながり)
③地域環境資本(自然や文化)

この3つの資本を指標化して、バランスよく増やしていくことで、それぞれの地域が多様性ある持続可能な成長を実現できるのではないか。そんな考え方です。

戦後、世界の国はGDP(国内総生産)を主要なKPIとして追い求めてきました。GDPの成長は豊かさをもたらした反面、気候変動や富の格差拡大を生み出しています。

僕たちは、上場企業として、成長や合理性も大切にしています。同時に、地域それぞれの人のつながり、自然や文化といった環境資本を増大していくことで実現できる豊かさもあると考えています。

職住近接と地域コミュニティとの共生

カヤックでは、職住近接のワークライフスタイルを奨励しています。鎌倉・逗子・葉山に住む社員には、家賃の一部を補助する「鎌倉職住近接手当」を支給しています。

「まちの保育園」「まちの社員食堂」をはじめとする「まちの」シリーズは、鎌倉に住む社員の子育てや食生活を支援すると同時に、鎌倉で働く人たちとの接点が生まれ、共創につながることを目的としています。

地域活動団体「カマコン」をはじめ、地域のボランティアへの参加も推奨しています。

仕事場が楽しい。これはカヤックが最も大事にしている価値観ですが、あわせて、自分の住む地域も楽しいということになれば、人生が2倍、3倍楽しくなります。

さらに、鎌倉周辺に住む株主を増やしたいと考えています。

住民が地元の企業を応援し、時には監視することで、企業価値を高めることができれば、配当として還元されるだけではなく、自治体の税収や雇用の創出にもつながります。企業は、住民に応援してもらえるよう、地域の価値を高めるように努力する。その結果、地域の価値がさらに上がるという循環ができるのではないでしょうか。

企業は地域に根ざして経営する。それどころか、企業ではなく、地域に就労したっていいわけです。そのために「まちの人事部」や「地域活性化起業人」などの取組を行なっています。

なぜ鎌倉なのか

鎌倉にはさまざまな魅力がありますが、ベースとなる鎌倉の魅力は「多種多様な価値観を受け入れる土壌」と「新しい文化を生み出す力」と「世界に向けての発信力」です。

たとえば、鎌倉には鎌倉宗教者会議というものがあります。3.11(東日本大震災)以降、神道、仏教、キリスト教という、宗派の違う宗教が一同に会し、会議を開いています。そして、毎年それぞれの場所で、一緒にお祈りを捧げています。

価値観や立場の違う人たちが手を取り合ってお互いの価値観を尊重する。これは世界的に見ても珍しい試みだと言われています。

鎌倉にはもともと、こうした多種多様な価値観を受け入れる土壌があります。

また鎌倉は、新しい文化や価値観を生み出している地域でもあります。たとえば、鎌倉はナショナルトラスト発祥の地でもあり、一節にはNPOの発祥の地とも言われ、他の市と比べて、非常に数多くの市民団体が存在します。

あるいは、日本初の禅寺のひとつである建長寺も鎌倉にあります。昨今、禅やマインドフルネスも注目されていますが、鎌倉がもともともっている文化や価値観が、個人の精神性を高めることに相性がよく、結果クリエイティビティを高めることにつながると考えています。

そして鎌倉はそういった多様性と先端性を世界へ発信するうえで優位になるイメージや知名度があります。

この3つの魅力は、この地から、新しい形の資本主義、人の豊かさの再定義を、発信するにはぴったりだと考え、カヤックは鎌倉を選びました。

書籍「鎌倉資本主義」

なぜカヤックが鎌倉にこだわるのか、「まちの社員食堂」などのコンテンツがどのように生まれ、どのように運営しているのか、なぜ面白法人がこのテーマにこだわるのか、現段階で言語化できることをすべて書いた書籍です。

カヤックの鎌倉プロジェクト

カヤックでは、さまざまな鎌倉に関するプロジェクトをお手伝いしています。

鎌倉にまつわる制度

鎌倉に住み鎌倉で働くことを推奨しているカヤックには、「鎌倉職住近接手当」などさまざまな制度があります。

鎌倉とカヤックの関係や「カマコン」については以下の記事でもお話ししています。ぜひご覧ください。

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