面白法人カヤック

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鎌倉本社の理由

カヤックの本社は鎌倉にあります。企業が本社をどこに置くのか。そこには企業の意志や思い、戦略上の理由が投影されるべきです。

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なぜ、今都心ではなく別の地域を選択するのか

カヤックは資本主義の最たる手法である株式公開をしています。経済合理性だけを考えると、IT企業が集積する渋谷や六本木を選択したほうが、あらゆる点で効率がよく、有利な選択と言えます。

しかし現在は、既存の資本主義に限界が見え、短期的な経済合理性を追求するのではなく、持続可能な世界を目指した新しい形の資本主義が模索されています。そして時代は「人としての豊かさ」の再定義を求めています。

カヤックは面白法人という名にある「面白」の定義を多様性としています。「人として豊かであること」。そのひとつの解こそ、多様性であり、一人ひとりが個性を生かし社会で輝くことであると考えるからです。

これは企業においても同様です。企業に多様性をもたらす、大きな要素は本社の所在地。ひとつの街だけに企業が集中するのではなく、個性ある企業がそれぞれの地域で、その街の特色を生かしながら活躍します。

多様性のある社会は面白く、豊かさを生み、持続可能な社会となるための、進化の方向だと考えます。また国も地方創生というキーワードを打ち出しているように時代の潮流もここにあります。

カヤックは、世の中を面白くするために存在したい。だから、そんな進化に貢献するために、活動拠点にはこだわります。

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地域を中心とした新しい資本主義

株式会社である僕らは、資本主義を否定はしません。資本主義を改善した先によりよい世界があると考えます。そこで従来の資本主義が重要とする売上や利益という指標に加えて、大切にすべき指標を提案します。新たな指標を追加することが、豊かさの再定義であると考えています。

地域資本主義の提案とその指標

多様な社会をつくるためには東京を模倣しても意味がありません。その地域の特徴と強みを見極めること。そして、その特徴を地域資本と定義し、地域ならではの指標(KGIとKPI)に落とし込むこと。その指標を伸ばすことに、資本主義の代名詞である上場企業を中心に、他の企業や行政、市民を巻き込みながら取り組む、これが地域資本主義と定義します。あくまでもベースは資本主義、それに地域特有の指標を加えるのです。

地域資本主義を実現するためには、従来以上に地域と企業の接点を増やすために行政、民間企業、市民団体の人材交流を促す必要があります。また、従来以上に同じ地域にある企業と協力しあうための経営思想が必要です。

地域資本主義を促進するための経営思想

経営思想1:地域との接点を増やす経営

資本主義の最たる存在である上場企業が率先して地域と交流するために2つのことを大事にします。

<社員の地域ボランティアへの参加を推奨します>

地域のボランティア活動に参加することで、社員は所属する企業以外で信頼できる人間関係を築くことができます。それによりソーシャルキャピタルが増えることになります。ソーシャルキャピタルの増加は、社員一人ひとりのより豊かな生活へもつながります。

※ソーシャルキャピタルとは、信頼できる人間関係を増やしていく、すなわち社会との接点が増えることが資産であるという考え方です。

そして、カヤックでは、職住接近のスタイルを推奨するため、本社近郊に住む社員への住宅手当や、保育所や学童などのサポート制度を導入します。

本社近郊に住む社員のソーシャルキャピタルの増加は、カヤックのソーシャルキャピタルの増加とも言えます。組織および事業において地域とのシナジーも増えます。

<市民(近郊市民も含む)の株主を増やします>

資本主義のメリットを享受できるのは株式会社であり、その最たる形態の上場企業です。この仕組みを活用すれば、企業の成長により、市民の資産を増やすことも可能です。

地域に積極的に働きかけ街をよくする。そして市民は株主となる。結果、住む地域の企業を地域のみんなで成長させ資産を増やしていく。

もちろん上場企業である以上、市民のためだけを向いた経営をするわけではありませんが、身近にそういった株主がいるということを意識すること、その先に、短期的思考ではなく持続可能な経営があるのではないかと考えています。

経営思想2:地域の企業との共創経営

同じ地域にある企業同士の連携を重視します。1社だけで大きな潮流をつくることは難しい。ゆえに多様な価値観を認め合いながらも地域経済の発展にはお互いに手を取り合います。

そのために「地域資本主義に賛同する企業群全体の合算の財務状況」を見ていきます。従来の資本主義の指標ですが、地域全体で見ること各企業に意識させ、そうすることで協力体制が生まれ、地域経済の活性化の流れを起こします。

そして「地域資本主義に賛同している企業群の共有人材流動性」も重要です。働き方は多様化していますが、1社に就労するのではなく、その地域に就労するという形も面白い。そんな人材の流動性も大切にします。

この2つの経営思想をもとに、経営を行い、それぞれ大事にしていることがうまくいっているかを測る指標も設定します。

そして、それにプラスして、その地域の特徴と強みを示す地域資本を伸ばすことに、企業が音頭をとって行政、市民団体も巻き込み、進んでいくことで、地域のステークホルダーすべてに還元されていくという好循環を生みだします。

資本主義社会において企業の責任は重大です。だからこそ企業が音頭を取らなければならないと考えます。そしてそのような自覚のある企業は増えています。世界は良い方向に向かっています。

ですが、企業の社会的責任というものを語るとき、どうしてもグローバルな課題、たとえば地球環境などの大きな世界に行きがちです。でも身近な地域をよりよくしていくことからこそはじめるべきではないのでしょうか。

カヤックは地域資本主義を提案し、その最初のモデルとして、鎌倉に本社を置き「鎌倉資本主義」を模索します。

なぜ地域資本主義を発信するのに鎌倉が最適なのか?

鎌倉にはさまざまな魅力がありますが、ベースとなる鎌倉の魅力は「多種多様な価値観を受け入れる土壌」と「新しい文化を生み出す力」と「世界に向けての発信力」です。

たとえば、鎌倉には鎌倉宗教者会議というものがあります。3.11(東日本大震災)以降、神道、仏教、キリスト教という、宗派の違う宗教が一同に会し、会議を開いています。そして、毎年それぞれの場所で、一緒にお祈りを捧げています。

価値観や立場の違う人たちが手を取り合ってお互いの価値観を尊重する。これは世界的に見ても珍しい試みだと言われています。

鎌倉にはもともと、こうした多種多様な価値観を受け入れる土壌があります。

また鎌倉は、新しい文化や価値観を生み出している地域でもあります。たとえば、鎌倉はナショナルトラスト発祥の地でもあり、一節にはNPOの発祥の地とも言われ、他の市と比べて、非常に数多くの市民団体が存在します。

あるいは、日本初の禅寺のひとつである建長寺も鎌倉にあります。昨今、禅やマインドフルネスも注目されていますが、鎌倉がもともともっている文化や価値観が、個人の精神性を高めることに相性がよく、結果クリエイティビティを高めることにつながると考えています。

そして鎌倉はそういった多様性と先端性を世界へ発信するうえで優位になるイメージや知名度があります。

この3つの魅力は、この地から、新しい形の資本主義、人の豊かさの再定義を、発信するにはぴったりだと考え、カヤックは鎌倉を選びました。

鎌倉資本主義の考える地域資本

では、鎌倉の地域資本とは何でしょうか。これを今後、この地域資本主義に賛同する企業と一緒に考えていきたいと思っています。

仮にひとつ提案します。鎌倉のひとは健康に気を遣っているひとが多いように思います。住民が健康である。これはその地域の魅力です。そこで「健康」を鎌倉の地域資本とします。

そうすると、そのKPIやKGIはなんでしょうか。たとえば、企業として社員が心身ともに健康であることをサポートする。つまり、この指標は、「社員1人あたりの医療費」の推移とします。

また、健康経営を促進するために、社内制度にも投資を行います。たとえば、心身ともの健康を意図した農業体験を用意したり、禅体験を提供サポートしたりといった、鎌倉らしいシンボリックな制度や福利厚生をつくります。

このように鎌倉の地域資本については、今後この地域資本主義に賛同する鎌倉の皆さん(企業だけじゃなく)と一緒に考えてつくっていきたいと考えています。

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「カマコン」モデルは地域資本主義に欠かせない

前述した、「社員の参加を推奨する地域のボランティア」として、カヤックが力を入れている活動の1つに「カマコン」があります。

カマコンはカヤックが創立に関わり、カヤックのノウハウであるブレインストーミング(ブレスト)という手法をフルにいかして地域活動を行う団体です。

年代も価値観もさまざまな人達を集めて、地域の課題や新しいチャレンジに対して、ブレストを行うことで、地域の問題を自分事化することができます。地域の問題を自分事化することで、自分がこの街をつくっているという意識になれば、その街がどんどん好きになり、住んでいて楽しくなります。

仕事場が楽しい、これはカヤックが最も大事にしている価値観ですが、あわせて、住環境も楽しいということになれば、人生が2倍楽しくなります。そのためカヤックの社員にはカマコンに参加することを推奨し、サポートしています。

社員一人ひとりのソーシャルキャピタルが増えると、人生が2倍楽しくなる。この地域活動の良いモデルがカマコンです。地域資本主義を広めるにあたり、カマコンモデルも外に拡げていきます。すでに同じフォーマットで鎌倉以外の地域23か所に広がっています。

書籍「鎌倉資本主義」

なぜカヤックが鎌倉にこだわるのか、「まちの社員食堂」などのコンテンツがどのように生まれ、どのように運営しているのか、なぜ面白法人がこのテーマにこだわるのか、現段階で言語化できることをすべて書いた書籍です。

カヤックの鎌倉プロジェクト

カヤックでは、さまざまな鎌倉に関するプロジェクトをお手伝いしています。

鎌倉にまつわる制度

鎌倉に住み鎌倉で働くことを推奨しているカヤックには、住宅手当、移住手当などの制度があります。

鎌倉とカヤックの関係や「カマコン」については以下の記事でもお話ししています。ぜひご覧ください。

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