ようこそM&A
成長方針「仲間を増やす」
創業来四半世紀以上にわたって大切にしているキーワード「何をするかより誰とするか」。カヤックには「誰とするか」(組織)にこだわることで、「何をするか」(事業)が生まれてきた歴史があります。組織の規模が変化しても「誰とするか」=「仲間」こそが面白法人グループの強みであり、最重要な経営資源だと考えています。
そして次の四半世紀に向けた面白法人グループの成長方針は、M&Aなどを通じ「仲間を増やす」ことです。
私たちにとってM&Aは、合算的や短期的な経済成長だけの手法ではありません。
共により良い未来を築く「仲間」としてグループ会社を迎え入れたいという想いです。
「面白法人」というVisionに共感していただける「仲間」を増やし、多様で魅力的な社会を共につくりたい。そういう「仲間」になることを目指しています。
M&Aで大切にしている4つのこと
カヤックがM&Aを行う際に大切にしている4つのことをご紹介します。
日本各地には、潜在価値の高い事業が多数存在しています。
こうした事業に、クリエイティブなアイデアや技術による新規性や独自性のある「面白い」コンテンツ的な付加価値をもたせることで、潜在価値を引き出し、新たなことができると考えています。
クリエイターが90%以上を占める会社であるカヤックは、黎明期からデジタルを中心に国内のクリエイティブをリードし、日本的面白コンテンツを発信してきました。カヤックのもつアイデア力、企画開発力を活かし、面白法人グループ各社に向けたコンテンツ作成やブランディング、新規事業開発などを通じ、新たな価値創造を協調的に推進しています。
面白法人グループはゲームなどのハイボラティリティ事業を中核に据えながら、上場来毎年平均15%以上の成長を続けています。この主要因の1つはカヤックの 組織戦略ファースト で進めてきた独自の組織開発力と経営モデルにあると考えています。
このエッセンスを面白法人グループ各社にも広め、それぞれの成長スピードをさらに加速させていきます。具体的には、上場会社基準に合わせた経理財務などの機能についてグループ横断的にサポートしたり、経営人材が企業成長に向けて伴走したり。カヤック社内の豊富な人材プールの中から各社の特性や成長ステージにあった部署や人を、最適なタイミングで投入し、「仲間」の成長を全力で支援します。
『まちづくりから、うんこまで』というキャッチコピーが示すように、カヤックは多様な事業領域を展開しながら、広告やゲームで培ったナレッジやリソースを、冠婚葬祭や不動産などのライフスタイル系事業をはじめとするグループ各社の事業モデルにも共同的に活用しています。
また、異業種との連携による成長可能性を追求し、様々な事業会社とのシナジー機会にも積極的なアプローチを進めています。
「何をするかよりも、誰とするか」を重視した組織戦略ファーストを掲げるカヤックは、多様な社員の個性と同様に、グループ各社のもつ組織文化も価値の源だと考え、尊重していきたいと考えています。社員の雇用環境や地域との関係性、社風や企業文化など、経営者や社員の皆さんが守り育ててきた独自の価値観や歴史に共感を持って、事業を共に育てていきます。
また、様々な当社の組織開発のナレッジも提供することが可能です。
M&A事例紹介
面白法人グループに参画した企業の代表と二人三脚でM&Aをリードしてきたカヤック社員の対談です。M&Aを決めるまでの背景や経緯、その後どのような関わりやシナジーを発揮しているかをご紹介します。