やなさわは、死んでも生き続ける | 面白法人カヤック

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2025.03.14

#面白法人カヤック社長日記 No.142
やなさわは、死んでも生き続ける

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さて、今回は昨年2024年11月に書いた「AIに社長日記を任せてみた」という記事の続編です。

前回の記事の最後では、いくらAI(正確には「生成AI」)がすごくても、文章をAIに書かせるのではなく、自分で書くことで頭の中が整理され、自分の血肉になると書きました。

「自己成長のためにはAIを使わず、今後も自分で書き続けますよ」という、ある種の宣言のようなものだったのですが、今回はそれを改めて、反対の考え方について書いてみます。

つまり、「いや、むしろAIを使う方が自分を成長させることができるのでは?」という視点です。  

その考えに至る前に……

最近、どうも社長日記を書く気がいまひとつ起きません。

というのも、カヤックの制作現場ではAIを活用したアウトプットがどんどん増えてきています。今後、何かを生み出していく上で、AIを使わないという選択肢はほぼありえないな、と実感するほどです。

社長日記を書くことは、確かに自分の成長につながります。ただ、この日記は自分だけが見るための内省を書いているのではなく、社内外の読者に向けて公開するために書いているもの。そう考えると、「より面白く、わかりやすく伝える」という目的を達成するためには、むしろAIを駆使していく、という未来がそう遠くなくやってくるだろうと想像できます。

例えば、今は月1回の社長日記ですが、生成AIを使えば週1回にするのも苦じゃない。そんな未来が見える。だったらもう、僕が書かずに、生成AIを使いこなせる誰かに任せるのがいいのでは……?

……というのは、単なるネタ切れの言い訳です。

そこで、ネタ切れのときは旬なネタからアイデアをもらうに限るということで、昨年11月の記事とは違う切り口でAIについて書くことにしました。

前回、「やなさわAI」のシステムを組んだとき、僕の文章の特徴をまとめたリストができました。

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やなさわ社長日記の文章の特徴

やなさわ の文章の特徴を列挙します。

  1. 経験に基づく具体的なエピソードを多用し、抽象的な概念を説明する際も実例を交えて解説します。
  2. 「何をするかよりも誰とするか」という価値観を強調し、人間関係やコミュニケーションの重要性を繰り返し主張します。
  3. 失敗や困難な経験を率直に共有し、そこから得た教訓を次の行動に活かす姿勢を示します。
  4. 面白法人カヤックの企業文化や哲学を頻繁に言及し、クリエイティビティと自由な発想を重視する姿勢を表現します。
  5. ビジネスや経営の話題でも、数字だけでなく人間的な側面に焦点を当て、チームワークや個人の成長の重要性を強調します。
  6. 自己反省や内省的な考察を積極的に行い、読者に対しても自己成長を促すメッセージを発信します。
  7. ユーモアを交えつつも真剣な視点を維持し、難しいテーマでも親しみやすく approachable な文章を心がけています。
  8. 社会貢献や他者の幸せをサポートすることの重要性を説き、個人の成功だけでなく周囲との共存共栄を目指す姿勢を示します。

また、文章としてはわりと口語に近く、読みやすい文体であることが特徴です。

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なるほどなあ。それにしても、このまとめはほんとによく分析してるなぁ。と思いました。

自分の文章の特徴を出せと言われても、自分自身でもここまで的確に出せるとは到底思いません。これはAIだからこそ論理的に整理できる。
こうしてみると、AIの進化によって「自分ですら気づいていなかった自分」を可視化できるようになってきた。そんな時代になったんだなと思います。

例えば最近、こんなことがありました。
取締役会の音声議事録を1年分AIに読み込ませ、「カヤックの取締役会で、社外取締役から繰り返し指摘されている課題は何か?」と聞いたところ、順位をつけてかなり的確にまとめてくれました。

また、ある若者からはこんな話も。
「うちの父が、家族LINEでお母さんを怒らせてしまうことが多いから、LINEのやり取りをAIで分析して、どこで地雷を踏んでいるのか解析するエンジンを作りたい」と。

単純にAIを使って作業を効率化するだけでは成長につながらない。でも、こういう使い方なら自分の振り返りや成長に役立つ。

AIが「自分をよりよく知る手助け」をしてくれたり、「自分の弱点を補う」存在になったり、あるいは「メンターや師匠」のような役割を果たす。そういう使い方をしていくのが「AIネイティブ」と呼ばれる世代なんだろうなと思います。

そこで思い出したのが、事業承継に関してです。

一般的に、事業承継において大事なのは「後継者選び」と「後継者育成」だと言われています。

でも、もしAIがあるなら、後継者育成は不要になるかもしれない。「やなさわAI」を作り、後継者が僕のAIに壁打ちしてもらうことで、自然と考え方が育つような仕組みを作る。僕が直接指導することなく、過去の発言や思考をデータ化して残しておけば、それで十分かもしれない。

頭を悩ます事業承継が少し気が楽になったという意味では、僕にとっては目から鱗でした。こうしてみると、自己成長のためにAIを使わないというのは、もう古いのかもしれません。

ということで、昨年11月の記事のアンチテーゼとして、「実は自分の成長のためにもAIを使った方がいい時代が来るよ」という視点を追加させていただきました。AIに対して、どちらかというとマイナスのイメージをお持ちの方の参考になればと思います。

ちなみに、生成AIの活用という意味では、いずれ過去の社長日記を全て漫画化するというのもやってみたいです。最近は漫画も生成AIで簡単に描ける時代になってきているようなので。

今回は以上です。

当日記の無断転載は禁じられておりません。大歓迎です。(転載元URLの明記をお願いいたします)

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