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3. 始まりも終わりもブレスト

ブレストとは?

ブレインストーミング(brainstorming)。略して、ブレスト。集団でアイデアを出す会議。既存の枠にとらわれず革新的なアイデアを出すために有効な手法です。

実は、このブレストこそが、カヤックの原動力。カヤックが発信する数々の新サービスや新制度は、すべてこのブレストから生み出されています。

しかも、それだけではなく、このブレストこそが、面白がる体質になるための必須トレーニングだということが、最近カヤック社内でもようやく判明したのです。

ブレストのルール

ブレストと聞くと、きっと大半の方は、「否定しない」、そんなルールが思い浮かぶのではないでしょうか。ですが、長年カヤックで、ブレストを行ってきた結果、「否定しない」というルールは、実はそれほど重要ではないということがわかりました。

ブレストにおいて大事なことは2つあります。

1. 他人のアイデアに乗っかる
2. とにかくアイデアの数をたくさん出すことが最優先

この2つが最も重要なルールなのです。では、それぞれについて解説します。

1.他人のアイデアに乗っかる

そもそも、ブレストは1人でアイデアを出すための会議ではなく、集団でやるものです。もちろん、1人でもくもくとアイデアを出すことも時には重要です。

しかし、1人でアイデアを出すとなかなか自分の枠を破れない。「いい企画を思いついた!」と思っていたら、自分が10年前に考えた企画と一緒だった。意外とよくある話です。

それに対して、ブレストでは、他人のアイデアに乗っかることが求められます。ある人がぼそっとつぶやいたアイデアをしっかりと受け止め、そこからインスピレーションを得たアイデアをかぶせていく。

そうすることで、自分だけでは考えも及ばなかったアイデアが生まれていきます。これこそが、ブレストのよいところです。

ちなみに、ポストイットを使って参加者それぞれがアイデアを出し合う会議がありますが、この方法はブレストにはお勧めできません。各自がポストイットに書くことに集中してしまい、他人のアイデアに乗っかる回数が減ってしまうからです。ですので、カヤックのブレストでは、一切ポストイットは使いません。

2.とにかくアイデアの数をたくさん出すことが最優先

そして、2つ目のルール。これが実は一番重要です。決して間違ってはいけないのは、ブレストは、いいアイデアを出すことが目的でもなければ、どのアイデアを実行するかを決めることでもないということです。

最大の目的は、アイデアの数をたくさん出すことです。

アイデアの良し悪しは問いません。ただただシンプルに、会議中に出たアイデアの数が少なければ失敗、たくさん出たら成功です。

そのためには、発言がすべてアイデアであることが理想です。質問や持論などは一切不要。誰かが長々話しているけど、よくよく聞いたら、アイデアでもなんでもなかった……これはアウト!

数を出すことに集中していると結果的には、出たアイデアのほとんどは、意味のないものや実現不可能なものになると思います。でも、それでよいのです。しつこいようですが、数をたくさん出すことが目的なのです。

ちなみに、「否定をしてはいけない」というルールも、この目的に則ったものです。否定すると、アイデアが出にくくなるからです。

試しにどんな方法でもいいので出たアイデアをとにかく褒め合ってみてください。そのほうが、否定するよりも確実にたくさんのアイデアが出やすくなるのが実感できるはずです。

ブレストがもたらす効果

では、この2つのルールがチームにどのような効果をもたらすのでしょうか?

乗っかること、褒め合うことで、チームワークがよくなる。

相手のアイデアに必ず乗っかるというルールで褒め合っていると、不思議なことにチームワークがよくなります。上司も部下も関係なくオープンな関係性が育くまれるのです。

職場がつまらなくなる大半の理由は、人間関係です。すなわち人間関係さえよくなれば、大半のことはクリアできます。そのためにブレストは大変有効です。人間関係を円滑にするためだけにブレストをしてもいいのにとさえ思います。カヤックでも、社内で行うブレストの回数と会社の元気度は、比例すると信じています。

イケていないと思うアイデアが出ても、それに乗っかってみる。誰かがぼそっと口にした小さなアイデアをヒントに、どこまで発想を広げ、膨らませることができるかが勝負です。それくらいの気概を持ってブレストに参加すると、不思議なもので「些細な一言から面白いサービスが生まれた」なんてことが、日常茶飯事となります。

その経験をすると、どんな一言も無駄にならないことを実感し、チームの力を信じられるようになります。

数を出すというトレーニングが、面白がる体質改善になる。

これは、なかなか体感しないとわかってもらえない部分なのですが、数を出すことに集中していると、たとえば、誰かを批判したりしている余裕がなくなるのです。とにかくアイデアを出すほうの思考に集中しなければならないからです。

たとえば、嫌な上司がいたとします。普通なら、上司の嫌な部分を愚痴って終わりです。それに対して「ブレスト脳」を鍛えていくと、どうやったら自分がその上司を嫌いじゃなくなるように変わるか、あるいは上司の性格をどうやって変えてやろうか、あるいは他の上司にチェンジするようにどう画策するか、とか。要は何でもいいんです。次から次にアイデアが出てきてしまう、日常的にそういう風に思考してしまう体質になってきます。

このような体質になると、人生を面白がることができるようになり、本当にポジティブになります。

そして、そのような思考ができる人が、言い換えるなら、「つくる人」なのです。たとえば、会社に課題があったときに批判をするのではなく、どうやったら課題が解決するかということを自然に考えられる人というのは、会社をつくる側の人になっていると言えるからです。

つまり、ブレストを通してカヤックは、面白がる人、つくる人になる訓練をしているとも言えるのです。

カヤックとブレスト

ブレストは誰でも得意になれる

ただ、そうは言っても、自分はアイデアを出すのが苦手だ、という人も世の中には多いのではないかと思います。だから私にはブレストはできそうにない……と。

確かに、カヤックに入社した社員も最初はブレストで何も発言できないことがよくあります。ところが、上記のブレストのルールに沿ってまじめに参加していると、1年くらいで誰でもアイデアを出せるようになります。これは本当です。

もちろん、センスのいいアイデアを出せる人はそれほど多くはありません。ですが、どうやらアイデアの質を問わなければ誰でも出せるようになるらしいのです。ブレストの目的は数を出すこと。そういった意味では誰でもブレストの達人になれる。意外に、アイデアを出す作業というのは、脳の中では機械的な作業なのかもしれないとすら思っています。

サッカーに例えるなら、最初はまったくトラップすらできなかった人も、1年もサッカーを練習していれば、センスの違いは出るけども、ある程度はトラップが上達します。そんなイメージです。

「ぜんいん社長合宿」は、まさにブレストしかしていない

理念を大切にしているカヤックでは、年に2回だけ全社員で合宿に行くことにしています。

この合宿は、理念について見直すということが目的ですが、何をしているのかというと、何のことはない。会社の抱えている課題に対して、ただみんなで普段よりも長時間ブレストしているだけです。

脳も、筋肉と一緒で、負荷をかけるとより一段パワーアップします。だから普段よりも長時間ブレストを続けることで、脳がより「ブレスト脳」になり、面白がれる体質になっていくというわけです。

しかも、ブレストのお題は、会社の抱えている課題であることが多いので、結果的にみんながカヤックという会社をつくる人になっていくことにつながります。

社員がその会社で面白がって働くためには、その会社をつくる人になることだと、経営理念のページで書きました。会社が小規模なうちはそれが比較的簡単です。ルールもない中で、会社を成長させていきますから、自分がルールをつくる側になれるチャンスがたくさんあるからです。

ですが、会社が大きくなるとどうしたって、ルールをつくる側ではなく、他人がつくったルールに乗っかることのほうが増えてきてしまう。そんな時に、カヤックが合宿で行っているように、会社の課題を通してブレストすることで、自然とつくる側の視点を持つようになるのです。

ファーストブレストとファイナルブレスト

さらにカヤックには、まさに「始まりも終わりもブレスト」を体現した「ファーストブレスト」、「ファイナルブレスト」という制度があります。

「ファーストブレスト」は、カヤックの内定者が入社する前に社員と行うブレスト。自分とキャリアの近い社員と、カヤックで何ができるか、どう成長できるかのアイデアを出しあうことで、お互いにカヤックで働くイメージをよりクリアにすることが目的です。

また、退職を決めた社員と「どうしたら辞めずに済んだのか」をブレストするのが、「ファイナルブレスト」。会社をよりよくしていくきっかけにもなりますし、退職者ともお互いにいい関係を続けていければという思いも込められています。

アイデアいっぱいの人は深刻化しない。

最後に、カヤック社内でも好きな人が多い、ある詩人の名言を紹介します。

それが、「アイデアいっぱいの人は深刻化しない。」という言葉。

人は行き詰まっている時、「もはや打つ手がない」と思っているものです。そして打つ手がないと思うから、深刻になってしまうのです。

打つ手がないと思ったら、実現不可能でもよいから、まずはたくさんアイデアを出してみるのです。アイデアを出すということは、視点を変えるということでもあります。あるものを別の視点から見てみると、ひどく滑稽だったり、面白かったりします。そして、たくさんのアイデアを出していくうちに、心に余裕が生まれれば、必ず活路は見いだせます。

繰り返しになりますが、アイデアは質を問わなければ、誰でも出せます。これは、すなわち誰にだって同じ数だけの選択肢があるということなのだと思います。センスがいい人も悪い人も、選択肢の数はきっと一緒なのです。

だからカヤックでは、たくさんのアイデアを出します。アイデアを出すためにブレストを行います。

しかも、単なるアイデアで終わらせるのではなく、思いついたことはとりあえず実行することを推奨しています。そうすると失敗を数多くすることになりますが、失敗するなら最速がいいのです。

失敗を大切にしているあまり、半年に一度の評価制度には、「あなたはこの半期どんな失敗をしましたか?」という項目すらあります。失敗をしてないということはチャレンジもしてないとみなすのです。

面白法人が面白法人であり続けるために、アイデアいっぱいの人にならなければならない。そのために、カヤックは日々ブレストに真剣に取り組んでいます。

「アイデアは考えるな。」

誰でもアイデアが簡単に出せるようになるコツを教えます!

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