社長引退時にその手があったか!【面白法人のこれからの10年 #7】 | 面白法人カヤック

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2024.06.14

#面白法人カヤック社長日記 No.133
社長引退時にその手があったか!【面白法人のこれからの10年 #7】

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年初でお伝えしたように、2024年は、僕の今後の10年というものを何回かに渡って書いてみました。このテーマで7回目、今回で最後にしたいと思います。

前々回は、後継者育成(サクセッションプラン)について書き、それに対する
中土井さんからの寄稿記事が前回でした。今回は、後継者育成の延長で、少しカヤックらしいアイデアを披露したいと思います。

後継者育成問題を考えるにあたって、いくつかの本を読む中で、本田宗一郎の引退にまつわるエピソードが紹介されている本がありました。

その内容を簡単に説明します。

大気汚染が悪化する中で、排ガス規制を自動社メーカーに課す法案が提出されたときのっこと。この機会を本田宗一郎は、当時のビックスリー(GM、フォード、クライスラー)に対抗する良いチャンスと捉え、若手のエースを集めてProjectチームを結成。開発を早期に着手したそうです。そして、そのProjectチームは、休日も返上し、何年もの施行錯語の結果、ついにクリーンエンジンを完成させました。
そして、それを本田宗一郎に報告したそうです。
その時に本田宗一郎は大いに喜んで、「でかした!これで我が社もビックスリーに対応できる」と言ったそうです。
これを聞いたときに、このProjectチームのメンバはー。「なんだそんな小さな目標のために我々は頑張ってきたのか」と非常にがっかりしたそうです。
休日返上し、家族の時間も犠牲にまでし開発に取り組めたのは、Projectメンバーは、「子どもたちに青い空を残すために頑張っている」という思いがあったからです。

このがっかりした件を、後に本田宗一郎に報告すると、その報告をじっと聞いていた本田宗一郎は、そのクリーンエンジンを搭載した車を世界に発表するイベントの中で自らの退任も発表。後日、「私はみんなのビジョンを掲げ経営してきたつもりだったが、いつしか自分のビジョンを社員に押し付けてしまうようになった、そういう人間が経営トップでいてはいけないのです」と語ったといいます。

この話を読んだときに。
なるほど、と思いました。

社長引退の経緯そのものがエピソードとなって、会社に残り、しかも会社の大切にしている価値観や理念を印象付けるエピソードになっていると。

そしてひらめきました。
であれば、社長が引退のきっかけそのものを創作してしまう。ということもありなのではないかと。そしてそれが、未来に引き継がれていればある種の遺伝子になると。

で、面白法人カヤックであれば、どんなエピソードでならば3人の引退エピソードとして納得感のあるものになるんだろうか・・・というのを考えてみたのですが・・・

さらにひらめいてしまいました。
カヤックの経営理念は、「つくる人を増やす」です。その理念に沿って、かつ、そもそも社長引退のエピソードを創作してもありだとするなら、自分だけじゃなくみんなで考えるのがいいんではないかと。

ということで、社員みんなでブレストして考えてもらえたらいいんではないかと思いました。
その社員が考えるというプロセスも、最後に選ばれたエピソードも。引退の全てが、面白法人カヤックの大切なDNAを語り紡ぐエピソードになるんではないかと思いました。

これはやってみたいと思います。

短いですが、以上です。

これで、カヤックのこれからの10年というテーマでの社長日記、全7回分は終了です。
これからの10年、1年1年を大切に宣言したことの実現に向けて頑張って行きたいと思います。

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