面白法人グループ経営で成長を目指す未来 第18回株主総会レポート | 面白法人カヤック

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2023.03.27

面白法人グループ経営で成長を目指す未来 第18回株主総会レポート

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カヤック第18回目の「定時株主総会」。東京で桜が満開になるなか、今年は2年ぶりに日本最古の禅寺 鎌倉・建長寺で開催されました。
霧雨が降る中、42名の面白株主のみなさまに足をお運びいただきました。またオンラインでも60名様にご参加いただきました。心より感謝申し上げます。

まずは代表の柳澤より開会のご挨拶と第18期の事業報告を申し上げました。連結業績は、売上高 165.0億円(前年比31.3%増)、営業利益 12.1億円(前年比6.1%増)となり、3年連続の増収増益を達成しました。

財務の吉田より、今年から資料として追加となった連結株主資本等変動計算書について説明いたしました。面白法人グループ会社のウェルプレイド・ライゼスト社の上場や一部株式の上場にともない1.91億円が資本剰余金変動額として当期純利益に加算され、実質純利益は9.74億円となりました。

また今年は、クリエイティブプロデュース事業、ゲームエンタメ事業、eスポーツユニット、ちいき資本主義事業部、その他の事業の各事業部長から挨拶と事業トピックについて説明しました。

その他の事業は、昨年から手がけていたメタバース開発が売上を牽引し、売上高が前年同期比66.1%増となりました。3月7日に発表したKDDIのメタバース・Web3.0サービスの一つ、「αU metaverse」の総合プロデューサーを務めるメタバース専門部隊事業部長の天野から、ご挨拶させていただきました。
「Web3.0の領域でパイオニアになれるようなサービスをつくっていきたい」「『αU metaverse』に関しても、『αU』のウォレットやマーケットなどメタバースに関連するその他の取り組みと連携し、ユーザーに楽しんでいただけるサービスとなるよう数年かけて育てていきたい」と意気込みを語りました。

「αU metavarse」は引き続き現在も開発中を進めており、タイミングをみて適宜発表してまいります。

また、ネイティブ株式会社、株式会社Papillonとの合併契約、取締役4名選任、ストックオプションとして新株予約権の発行をこの場で承認いただきました。

次に、株主のみなさまからの質疑応答では、あらかじめお送りいただいたご質問、そして会場においでくださった株主のみなさまからの質問に回答させていただきました。

株価対策やIR関連、チャットGPT、生成AIなどの未来型事業についての取り組み、サイコロ配当のご提案、ネイティブ社、Papillon社との合併シナジーに関してなど、たくさんのご質問をいただきました。主なQ&Aはこちらをご覧ください。

総会終了後は、恒例の「おまけ株主総会」です。今年も取締役がひとりずつ「小噺」を披露しました。

社外取締役(監査等委員)の北川徹さんからは、今話題のチャットGPTを企業経営に役立てられないかを考えてみた、という視点からお話がありました。「企業経営は、不合理な人間の感情、行動が絡み合い非常に複雑なので、先々の予測をすることは難しい。自身の経験を論理的、統計的に考え、さらに行動経営学、市場原理などを勉強し努力して、カヤックの経営に役立てていきたい」とお話されました。

社外取締役の高岡美緒さんも、チャットGPTに「カヤックのどんなところを株主にアピールすればいいか?」という問いを投げたところ、次の5つ回答が出てきたそうです。

1.利用者視点にたったサービスの提供
2.クリエイティブな企画力
3.社員の創造性、自主性を尊重している会社
4.福利厚生が充実している会社
5.社会的貢献

「チャットGPTのような未来的なすごい武器をカヤックが活用することで、5年、10年という未来がどう進化していくのか、楽しみにしている。」と語りました。

同じく社外取締役の森川徹治さんからは、AIではなく、人間が考えたカヤックの強みを共有いただきました。今年25年を迎えるカヤックの持続的な発展に関して「続けてこられた強さは2つある。1つはやり抜く力、グリッド力。この力は理念・ビジョンがないとできないこと。もう1つは、ピボット力、状況に応じて変化する力。事業を絞らず、色々なチャンスに乗っかっていく力は日本企業でも有数の力がある。今後どうなっていくのか楽しみだ。」と話されました。

その後、3代表からもそれぞれこれまでの25年や、現在のメタバース事業のこと、これからの10年について語りました。

「おまけ株主総会」が終わり、今年は4年ぶりにリアルのオフ会を実施!
オフ会は建長寺側のカフェ「点心庵」で行いました。地元鎌倉だけではなく、北海道や愛知県からいらっしゃる面白株主さんも。

座禅堂の丸窓から覗くお庭の前で、話が弾む面白株主のお二人とカヤック社員。まるで女子会のよう・・

「事業部長とサシで5分話せます」や「あだ名をカヤック社員が考えます」などコミュニティ通貨「まちのコイン」の面白株主限定体験もご用意しました。「あだ名をカヤック社員が考えます」では、面白株主様の好きな食べ物などからヒントを得て、あだ名ブレストで盛り上がりました。
あだ名のアイディアは「せんとりゃー」や「きっころ」「とみそ」など40ほど集まりました。その中から、ご本人に選んでいただき、「かぶとみー」さんに決定。「かぶ」はもちろん株主の株から着想を得たものです。カヤック社員からその場ですぐに「かぶとみーさん」と呼ばれて、あだ名がすっかり定着していました。

あだ名を考えるカヤック社員と面白株主様。

2023年8月3日で面白法人カヤックは、設立25年を迎えます。今後は、面白法人グループとして成長を目指して参ります。面白株主の皆さまからも「こんな会社とグループになったらどうか?」といったご提案もお待ちしています。
面白法人グループ一同、世の中を「面白くする」取り組みをひとつでも多くつくれるように、これからも精進してまいります。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

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