カヤック、KDDIのメタバース「αU metaverse」 の開発で協業 | 面白法人カヤック

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2023.03.07

カヤック、KDDIのメタバース「αU metaverse」 の開発で協業

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プレスリリース報道関係社各位

カヤック天野清之が「αU metaverse」の総合プロデューサーとして全体を監修、カヤックのメタバース専門部隊、カヤックアキバスタジオが開発を担当

株式会社カヤック(本社:神奈川県鎌倉市、代表取締役CEO:柳澤大輔、東証グロース:3904、以下「カヤック」)は、KDDI株式会社 (本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 髙橋 誠、以下 KDDI)が、本日3月7日に正式ローンチしたメタバース「αU metaverse」の開発を担当いたしました。
カヤックは昨年よりKDDIのメタバース開発パートナーとして、当社メタバース専門部隊事業部長の天野が総合プロデューサーとなり、「αU metaverse」のコンセプトから開発までを一貫して推進しています。カヤックは今後も、KDDIが目指す相互運用性を持ったメタバースプラットフォームで構成される「オープンメタバース」の実現に向けて、アイデアと技術を提供してまいります。

■ 協業の背景および概要

カヤックは、近年、メタバース関連の事業領域に注力し、昨年2月にメタバース専門部隊を設立しました。本部隊のリーダーは、これまで「からかい上手の高木さんVR」「SAO VR」「ReoNaイベント」「ラルクVR」などメタバース関連の様々なコンテンツやサービスを開発に携わり、ノウハウを培ってきた天野清之が就任。天野は社内だけではなく、一般社団法人Metaverse Japan アドバイザー、日経メタバースコンソーシアム・未来委員会 アドバイザー、経済産業省・Web3.0時代におけるクリエイターエコノミー創出に係る研究会メンバーなど、外部のメタバース関連のアドバイザーとして活躍しています。

一方、KDDIは「都市体験をテクノロジーでアップデートする」を目的に取り組んできた都市連動型メタバースの一環として、バーチャル空間を起点としたバーチャル渋谷/バーチャル大阪、リアル空間を起点としたデジタルツイン渋谷のコミュニケーション機能による拡張などを実施してきました。そして、この都市連動型メタバースを飛躍させ、インタラクティブで新しいエンターテインメント体験を提供するにあたり、カヤック天野にお声がけいただき協業を開始いたしました。

今回の協業では、「αU metaverse」のコンセプトや技術開発を天野を中心に進めてきました。今後は、NFTやゲーム要素などインタラクティブな機能を充実させ、新しいファッションやアート、アバターが「αU metaverse」から生まれていくクリエイターエコノミーの実現を目指して参ります。

■ KDDI株式会社 事業創造本部 副本部長 兼 Web3事業推進室長 兼 LX戦略部長 中馬和彦氏のコメント

いよいよメタバースが主役のWeb3の時代がやって来ます。
メタバースが実現する未来については様々な意見がありますが、天野さんと私には全く同じ未来が見えていると確信しています。
二人が思い描く未来への道のりは果てしなく遠いのですが、まずはチャレンジのスタートラインに立てたことに大変興奮しております。さあ、一緒に世界を変 える旅へ。

■「αU metaverse」について

バーチャル空間に再現された渋谷や大阪の街を舞台に、アーティストによる音楽ライブや、利用者同士が集まって会話を楽しめる、さまざまなコミュニティに出会うことができるメタバースサービスです。

<特徴>
(1)音声によるアバターコミュニケーション
参加者は好きなアバターになって音声でコミュニケーションをします。音声は、テキストでは得られない相手の気持ちを理解することができ、心地よい交流のベースとなります。街中にある、バーや居酒屋、カフェといったコミュニケーションスペースに参加者が集い、会話が広がり、コミュニティが誕生することで、新しいエンタメやクリエイティブが生まれる場となります。

(2)メタバースならではのイベントやミート&グリートを開催
新感覚の音楽ライブや、有名人のトークライブ、クリエイターによる展覧会などを開催します。
イベント後に行われるアーティストやファン仲間と直接コミュニケーションができるミート&グリートでは、メタバースならではのアバターを介した近い距離間で会話する貴重な体験ができます。

(3)誰もがクリエイターになれる
街とは別に用意された自分の部屋(マイルーム)を、家具などで模様替えをして自分らしさを表現する
ところからクリエイティブ活動は始まります。今後、マイルームに招待した仲間と会話を楽しむ延長でのトークライブ開催、アバターやマイルームの家具の制作や販売が可能になります。メタバースでは誰もが自由にクリエイターになることができます。

<利用方法>
「αU metaverse」アプリをApp Store/Google Playからダウンロードのうえ、無料会員登録いただくとご利用いただけます。詳細は公式サイト(https://vc-trial.app)をご参照ください。

■カヤックメタバース専門部隊とは

カヤックでは、従前より「新規的なエンタメ領域」の中で、「傷物語VR」「からかい上手の高木さんVR」「SAO VR」「ReoNaイベント」「ラルクVR」などメタバース関連の様々なコンテンツやサービスを開発してきました。昨今の事業概況の中で新たな投資領域として、昨年2022年2月14日に天野をリーダーとする専任チームの「メタバース専門部隊」を組成しました。

【天野清之プロフィール】

面白法人カヤック メタバース専門部隊 事業部長 / カヤックアキバスタジオCXO

映像制作会社で3DCGプログラマーを経て、カヤックにインタラクティブプログラマーとして入社。ディレクターに転身し、xR、展示、映像の分野で没入感をコンセプトにした企画・開発を手がけ数々の賞を受賞。メタバースにおける総合プロデュースやデザインとプログラムを組み合わせた企画・開発を行うチームを率いる。主な作品は、VRイベント「ソードアート・オンライン エクスクロニクル- Online Edition」の企画・制作、総合演出、TVアニメ「マギアレコード 」の作中演出制作、『傷物語VR』の開発など多数。一般社団法人Metaverse Japan アドバイザー、日経メタバースコンソーシアム・未来委員会 アドバイザー、経済産業省・Web3.0時代におけるクリエイターエコノミー創出に係る研究会メンバー。

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