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2020.06.19

#面白法人カヤック社長日記 No.72
ウィズコロナの東京五輪を考える。

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先月末、首都圏でも緊急事態宣言が解除されました。第二波がくるのではともいわれ、これからどうなるかはわかりませんが、一時期よりも良い方向には向かっているように思うので前向きに捉えたいと思います。

さて、このコロナによって世界はどう今後変わるのでしょうか?

・・・という話は、すでに多く語り尽くされていますので言いたいことはひとつだけにしておきます。それは「コロナによって世界はまたより良くなっていく」です。

先日、学生から「社会を見たときに、今と昔を比べて、昔の方が確実によかったなぁ・・と思える出来事は何ですか?」と質問されたことがありました。

今年46歳の僕は、改めて自分の人生を振り返りながら、この質問の答えを探していたのですが、意外にも昔の方が良いと言い切れるものはないなと思いました。確実に前よりも良くなっているなと。これはあくまで主観ではあるので、他の大人にも同じ質問してみました。そしたら同様に、意外と出てこなかったのです。あれ? 人間社会ってそういうものなのかなと。

そのように考えると、おそらくこのコロナという難局を経て、社会はやっぱり良い方向になるのではないかと。

たとえば、わかりやすいのは、さまざまなもののオンライン化。授業や医療、各種オンラインのサービスの便利さは、誰もが体感したのではないかと思います。企業におけるリモートワークもそうです。

ただ、リモートワークには少し補足したいことがあります。リモートワークが最高なのではなく、正確に言うなら、通勤時間、中でも満員電車が最低だと僕は思うのです。つまり、リモートワークによって今までおかしいなと思いつつみんなイヤイヤ続けていたことが浮き彫りになった。

もともと仕事をしていく上では、3つのストレスがありました。移動時間(特に満員電車)と、煩わしい人間関係(仕事が嫌になるのは大抵がこれ)と、きっちり守らなければいけない時間管理(毎日1分でも遅れて出社したら怒られるみたいなのはきつい)です。これらが3つともリモートワークは緩和されますので、そりゃ最高に決まっています。(というような話を最近、取材いただきました。「NO密オフィス」に改修してあえて出社を推奨。直接会って生まれる変化を楽しみたい

という風に、今回体験したことによって、今までの働き方をこれからも改善しようという世界にきっと進むはずです。

ちなみに社会が昔に比べてより良くなっていると言い切れないのが、地球環境の問題です。地球全体規模で考えると、昔よりやはり悪化しているからです。でも実は、この問題に関しても、極めて限定的に僕の身の回りの世界だけを見ると、自分が小学生の頃よりも海や川はむしろ綺麗になっています。江ノ島なんて昔はゴミだらけの海でしたし、鎌倉の滑川も昔はドブ川といわれるほどでしたが、今はなんとウナギが生息しているそうです。また、今回のコロナで、ガンジス川が綺麗になったとか、宇宙から見て明らかに大気汚染が減ったとか、どこまで本当なのかわからないですが、これは少し経済活動を緩めたりするだけで地球の回復能力はすごいものがあるという風に捉えることもできます。

であれば、経済活動を少しスローダウンして省エネで運用しようという方向に世界が舵を切るシナリオもひとつありますが、最終的にはGDPのような追いかけるべき指標をそのものを国も企業も変えないと、スローダウンしようということにはならず、またすぐに元に戻るとは思います(このあたりは拙書『鎌倉資本主義』参照)。今回も、コロナによって生じた経済的課題を、世界中の政府が補助金という形で解決しようとしたわけですが、これらの財源は未来からの借金であることが大半で、あとで必死に僕らはその借金を返すために経済活動をしなければなりません。

そして、そもそもスローダウンというのが果たしていいのかというと、それはそれで、勢いよく駆け上がりたい人にとってはつまらないと感じることもある。どちらも素敵だという多様性が進化なのではないかと思います。一律でスローダウンするのではなく、見直せるところを見直して、価値観の多様化を受け入れていく。SDGsのような取り組みも、そのためのものであり、コロナ後は、企業においても、その意識がより高まる世界になるんだろうなとは思います。

その多様性の中で少し時間稼ぎをしながら、必死に地球環境に貢献できそうな、たとえば直接温暖化を止められるような技術革新に取り組み、地球温暖化のスピードとの勝負になんとか人類が勝利するというのが、良いシナリオなのだろうと思います。

と、一旦コロナについては、ここまでにしておいて、もともと書きたかったオリパラの話をしたいと思います。

果たして、僕らは来年、このままオリンピック・パラリンピックを開催できるのでしょうか? 予測不能の状況下、来年になるまで確かなことはわからない。そう思っている人も多いのではないでしょうか。日本だけの問題ではないですし。

であれば、もう思い切ってアフターコロナのオリンピックではなく、ウィズコロナのオリパラを今から考えておくのもひとつの手ではないでしょうか。

そこで、カヤックでも少し考えて見ました。ウィズコロナ時代のオリンピック・パラリンピック。

無観客試合を前提としたオリパラを盛り上げるアイデア

・あらゆる競技を生中継する動画配信サービスを立ち上げる
・そこでは実況と副音声の種類をとにかく多様化して提供する
(例: アニメ声での解説、まったくの素人の解説とか。他の国の人の解説を自分の国の言語で同時通訳とか)
・ファインプレーをしたら投げ銭を寄付できるシステムがある
・VRを使って自宅にいながら、会場に参加できる
・ZOOM飲み会のように知らない人と一緒に観戦して楽しめるサービス
・動画配信を中心とすることで、大企業だけではなく、個人レベルでもスポンサーになれるようになる
などなど。

コロナと共存する大会

・抗体を持った人だけ出場する(でも、不公平ですね・・)
・ソーシャルディスタンスに配慮したコロリンピック

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オリンピックが中止になった場合、代わりに開く大会

・esportsの大会
・在宅コロリンピック

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何か、今回のコロナを逆手にとって、来年のオリパラを変える、あるいはオリパラに代わるようなものをお手伝いするお仕事がカヤックもできると良いなと思っています。ご相談お待ちしております。

今回は以上です。

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