2025.08.08
100均アイテムでゲームをつくる!?超☆ゲームSHOW!を開催
面白法人カヤックのゲーム事業部メンバー全員が集まり、1日中さまざまなゲームを考えるブレスト合宿「超☆ゲームSHOW!」が、鎌倉の安国論寺にて開催されました。
日頃はハイパーカジュアルゲームを開発しているゲーム事業部ですが、今回はVRゲームのアイデアブレストや、実際に100均アイテムを使ったリアルゲームづくりに挑戦。その様子をレポートします!
100均アイテムで面白いゲームはつくれるのか!?
ゲーム事業部のメンバー総勢39人が、13チームに分かれて、知恵を出し合いながらリアルゲームづくりに挑みました。

ルールをざっくりは、
- 各チームに初期アイテムとして、100均アイテムが一点配布
- 初期アイテム以外のアイテム2点をドラフト式で獲得
- ゲームのモックとルール説明を 時間以内で制作し、発表 という流れです。
最後に自分のチーム以外への投票により最優秀賞を決めるというもの。
どのチームもかなり本気です。

まずは用意された100均アイテムを眺めながら、「このアイテムを使って何ができるか?」「どんなルールなら遊びになるか?」を考えていきます。
実際にアイテムを手に取り動きながら発想を広げるチームもあれば、紙とペンで構造を整理しながらルールを練るチームもあり、それぞれのスタイルでゲームのプロトタイプを形にしていきました。


ユニークすぎる!?発想が光るゲームが完成!
希望のアイテムが獲得できない、リアルゆえに計画通りに動いてくれないなど試行錯誤の末、スタートから約2時間が経ち、各チームのテーブルには個性豊かなゲームが並び始めました。
そして、いよいよ各チームのプレゼンタイム!
ルールやゲームの特徴を説明しながら、実際にメンバーがデモプレイしていきます。
絵合わせカードとビンゴカードを組みわせてボードゲームのように緻密なルール設計のゲームもあれば、単純だけど白熱する動きのあるゲームなど、100均アイテムを使って見事に“遊べるクオリティ”に。
例えば、
「ヤバい動物園」
絵合わせカードを山札にして、プレイヤーは順番に場にカードを置き、上半身と下半身や背景色が同じになるように動物同士をくっつけていく。そこで出来上がった数字がビンゴに連動するというゲーム。

「ガブっとカラーボム」
PCの上に置かれたカラーリングに合わせて、同色の水風船をクジラトングを移動させていくゲーム。インフラに怒られてクビになるかもとしれないドキドキとスリルに、周りからも大きな歓声が沸き、見事優勝作品に!
締めはデジタルゲームで対戦!
最後のイベントは、100人同時プレイが可能な『エブリバディ 1-2-Switch!』で全員対決!普段なかなか一緒にゲームを楽しむ機会が少ないメンバーも、この日ばかりは大盛り上がり。

ゲームづくりの原点に立ち返る時間
今回の「超☆ゲームSHOW!」は、普段のデジタルゲーム開発とは異なる“アナログ”な視点での取り組みだったからこそ、「あそびの本質ってなんだっけ?」とあらためて見つめ直す機会になったようです。
限られた素材、シンプルなルール、人とのリアルな関わりの中で生まれる“楽しさ”に触れることで、メンバーそれぞれが新しい刺激を得られた様子でした!
(取材・文 梶陽子)