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2013.09.06

#退職者インタビュー No.3
西慶子「退職を決意してからも1年働いた」

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カヤックから卒業した退職者に話を聞くインタビュー第2回目です。現在フリーランスのWebデザイナーとして活動する西慶子さんに、約6年のカヤック生活を振り返ってもらいました。新卒で入社した彼女が見つけた、仕事に対する取り組み方と生き方とは!?

「やりたいことを思いっきりやるためには、やりたくないことも思いっきりやらなければいけない」

― まずは入社の経緯を教えてください。

西
元々はクーピー(カヤックに吸収)に新卒でデザイナーとして入社しました。それから受託サービスを5年、自社サービスを1年の計6年間お世話になって、2012年の3月に退職しました。現在はフリーランスのWebデザイナーとして、カヤックや在職中に知り合った方とのお仕事をさせていただいています。

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― カヤックではどんなことを身につけましたか?

西
うーん、しぶとく粘る体力と根性ですかね。前向きになれたし、「何が起こっても大丈夫」って言いきれる、よくわからない自信が自分についた気がします。
私が入社した頃って、会社の規模もまだ小さくて人が少なかったこともあり、仕事の環境的にはかなり過酷だったんです。個人の机がないとか(笑)。あと、今でこそカヤックもひとつのブランドになって、企画から関われるような面白いお仕事が来ますが、そういう段階でもなかったですしね。
会社自体の推しも技術力や企画力で、仕事は既存サイトの更新や運用がメイン。いちからものづくりをしたいデザイナーチームとしては、しんどい時期でした。たまに新規デザインの案件が来ると、みんなが飛びつくような状況で…。
先輩すらそうなので、1年目の私の仕事は技術を扱う運用や更新ばかりでした。でも、技術系は入社後に覚える予定だったので、その時点で知識はゼロ。でもこれがOJTをしてもらえる状況でもなく、必死に自分で本で調べながら、とにかく与えられた仕事をこなしていくような日々でした。
今でも忘れられないのは、某通信系企業の更新案件です。Movable Typeの知識がまったくないのに担当になってしまい、不安とストレスが強すぎたのか、しばらく口が利けなくなっちゃったんですよね。まあ、今では完全に笑い話ですけどもね!
そんな感じで、入社して1年ほどは碌にデザインもできない状況でした。でも、そこで私は辞めなかったのは、やっぱり悔しかったんだと思います。やりたいこともできないのに、ここで辞めたら何にも繋がっていかないなって。
同期でやめてしまう人も多かったけれど、どうせ辞めるなら、私はやりたいことを全部やってからにしようと決めたんです。認められないとやりたいことができないのは、どの会社でも同じなんだから、それならカヤックで努力をした方がいいだろうと。
「やりたいことを思いっきりやるためには、やりたくないことも思いっきりやらなければいけない」そんな感じです。
だいたい、入社1年目でやりたいことがやれる人なんてそうはいませんよね。そんな気持ちでしぶとく続けていたら、2年目頃から少しずつやりたい仕事を任せてもらえるようにもなっていったので、あの時ふんばってよかったなと。
だからもし、新入社員の方で仕事が辛いという人がいたとしても、そこでめげずにがんばってほしいと思います。

職場のムードメーカーは、ディレクター気質のデザイナー

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西
あと、わたしがその時に仕事を続けられた理由の一つに、職場のみんながいつも笑っていて楽しかったから、ということがあります。
職場が暗いとか、ピリピリした雰囲気だったらやっぱり辛かったと思います。でも、毎日バカな話をしたり、誰かの誕生日にはお祝いをしたり、忙しい中でも毎日をちゃんと楽しめる会社だったんですよね!

― 「西さん自身がムードメーカーだった」というふうにも聞いています。まディレクター的な視点で考えて答えを見つけられる人だった、とも。

西
私自身は、グラフィック自体にはあんまりこだわりがないんですよね。それよりはコンセプトや先方の要望を汲み取りつつデザインを決めていくのが好きなので…。普段から、ヒアリング内容を形にできたら満足という感じだし、まさに商業デザイナーだなあと自分でも思います。
そういう意味でも、企画から関わる仕事にたくさん参加させていただけのは楽しかったです。

― 「若いデザイナーにありがちなエゴがなく確かな技術で勝負できる人、最初から依頼主を納得させるものを出せるので、安心して仕事ができた」という評価も聞こえてきました。

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西
分析が好きだからでしょうか。お客さんが求める表現の特徴がわかったら、それに近いサンプルをたくさん見て、なぜそうなのか分析して、見つけた要素をデザインに落としこむことはよくしますしね。
普段でも、自分がいいと思った物がなぜいいかを考えるようにしています。その段階までやっておくと、後で自分のコンテンツやデザインにいかせますから。これは、やなさんがよく仰っている「なぜかをいつも考えること」が無意識で身についているからなんじゃないかって思います。
もう一つの「人のせいにしないこと」も、私にはすごく大事な教えです。言い換えると「すべて自分のせい」ということなんですけど、今の自分の周囲の状況は自分が作ったと考えるべきだ、つまり変えるべきは自分だし、そもそも人を変えるなんて大変だしおこがましいという話で。
自分が人生を楽しく過ごせるようになったのは、こういう教えからポジティブシンキングの癖がついたからですね、きっと。そう思うと、自分の生き方にも影響を与えてくれた会社だったと思います。

卒業を決めた理由とその後

― 卒業を決めた理由を教えてください。

西
他の企業を見てみたかったのと海外に行きたかったからです。入社して1年目は目の前のことで精一杯でしたが、2年目になると、いつの間にか受託サービスのチームリーダーになっていました。いろんな場にヘルプやカバーに入るような性格がリーダー向きだと評価していただいたのかもしれません。
それはそれで嬉しかったのですが、私としてはクリエイターとしてもっと制作をしたかったんですよね。5年目に入った頃、リーダー業務で制作にまで手が回らなくなった時期があり、それが決定打でした。そこで初めて、やなさんに辞めることを相談したんです。
でも、その時にもらったアドバイスは、「せっかくならもう少しだけ働いて、辞める前に自社サービスもやってみたら?」というものでした。でも、普段から面談では私の立場も考えて、客観的な意見をくださるのはわかっていたから、やなさんが今じゃないと仰るなら、きっとそうなんだろうなと。
そういうわけで、辞める前に自社サービスのラボで1年ほど働いてみたんですが、これがまたすっごく楽しかったんですよね!お題や目的などを限られた期間や予算内でいかに出すかを考える受託サービスも私にはとても楽しかったですが、イチから制作する自社サービスは全然違うベクトルで取り組めたんですよ。
リーダーではなくいちクリエイターとしての発見もすごく多くかったですし、やっぱり両方を経験しておけたのは、自分にとってもよかったです。その後は辞める時期もベストなタイミングを相談して決められたので、結果的に、すごくいい形で区切りをつけられたと思っています。
改めて考えると、「嫌だからすぐ辞める」ではなく、辞めるにしても先に繋がる関係を残すことや、いい関係を保つ努力をすることがすごく大事だったんだなあとしみじみ思います。

― 今はフリーランスで働かれている。

西
実は、海外から帰国した後はまったくのノープランで、フリーランスになろうとは少しも思っていなかったんです。少しのんびりして、それからゆっくり考えればいいや、ってくらいで。
それが、帰国報告をする前になぜか、やなさんから「コーポレートサイトのリニューアル合宿やるけどこない?」と連絡をいただき、あれこれしているうちに別の依頼もいただくようになり…で、気づいたら今の状況になっていました(笑)。
でもまた、前のようにみなさんとお仕事ができるのはありがたいことです。それはやっぱり、在職中に培った信頼関係があるからこそですよね。こうやっていろんなことを考えていくと、カヤックに入社して、私は本当にラッキーだったなって思います。

カヤックでは、退職者インタビューを時々公開しています。退職に対する考え方は、コチラをお読みください。
「カヤックがサイトで退職者を公開する理由」

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