障害者の視点からDXを推進する株式会社ミライロに出資 | 面白法人カヤック

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2023.05.10

障害者の視点からDXを推進する株式会社ミライロに出資

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株式会社カヤック(本社:神奈川県鎌倉市、代表取締役 CEO:柳澤⼤輔、東証グロース3904、以下「カヤック」)は、障害のある当事者の視点を活かし、ユニバーサルデザインのソリューション提供や、障害者手帳アプリ「ミライロID」を運営する株式会社ミライロ(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:垣内俊哉、以下「ミライロ」)に対し、2023年5月10日付で第三者割当増資による出資を実行したことをお知らせいたします。

出資背景

ミライロは、障害(バリア)を価値(バリュー)に変える「バリアバリュー」の視点から、「環境・意識・情報」の3つのバリアの解消、解決策を提案し、すべての人が暮らしやすい社会の実現を目指したユニバーサルデザインのソリューション提供を行っています。2019年から、国内で唯一、オンライン上で障害者を認証できる障害者手帳を電子化した「ミライロID」の提供を開始し、2020 年にはマイナポータルとのAPI連携をスタートしました。今後は「ミライロID」とクーポンやチケットサービス各社との連携など、障害者手帳保有者の生活のサポートだけでなく、事業者と障害者を繋げる社会インフラとしての役割が期待されます。

カヤックは、世の中に個性的で面白い事業が増えることで、より社会は多様化し魅力的になると考えています。画一化が進んだ社会は効率的になる一方、趣向性が薄く愛着に乏しいものとなっていきます。このようにカヤックではコンテンツ的な社会価値の創造を趣旨とし、新規的で独創性のある(=面白い)個性的な事業会社に投資を行っています。

本投資も、ミライロの目指す、多様な人々が暮らしやすい社会の実現に向けた、個性的な取り組みに共感し、出資に至りました。同社のさらなる発展に向けて支援させていただきます。

▼株式会社ミライロとは

ミライロは、誰もが自由に活躍できる社会の構築に向けて、企業、自治体、教育機関に対してソリューションを提供しています。具体的には、障害のある当事者の視点を活かしたユニバーサルデザインに関するリサーチ&コンサルティングや、デジタル障害者手帳「ミライロID」の開発・運営、ユニバーサルマナーに関する教育研修の企画・開催・運営などを行っています。今後も障害者やその家族の生活がより豊かになる新たなソリューション開発を進め、障害を価値に変える「バリアバリュー」が広がる未来を目指します。

【会社概要】

社  名:株式会社ミライロ(英:Mirairo Inc.)
設  立:2010年6月2日(創業:2009年5月28日)
代  表:代表取締役社長 垣内俊哉
大阪本社:大阪府大阪市淀川区西中島3-8-15 EPO SHINOSAKA BUILDING 8F
東京支社:東京都品川区東五反田5-26-5 ニッセイ五反田駅前ビル5F
福岡支店:福岡県福岡市博多区博多駅東2-5-19 サンライフ第3ビル6F
事業内容:1.法人や自治体に向けたユニバーサルデザインのソリューション提供
     2.障害者に向けたデジタルプラットフォーム「ミライロ ID」の運営
会社HP:https://www.mirairo.co.jp/

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