“Tシャツ部”としてTシャツで北海道の真冬を越してみてわかったこと | 面白法人カヤック

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2023.02.17

“Tシャツ部”としてTシャツで北海道の真冬を越してみてわかったこと

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カヤック柴田です。私は2022年6月から北海道下川町役場でCIO補佐官として働いています。また、カヤックに入社して10年になりますが、10年ほど冬でもTシャツだけで過ごすTシャツ部の活動を継続しています。結果として、真冬の北海道でTシャツで過ごすことになりました。

飲み会の後に撮影してもらった写真です。雪がふっていたので、いい感じになりました。手に持っているのはお土産にもらったかぼちゃの袋です。

ここからわかったことをざっくり2つにまとめました。

<わかったこと>

1. Tシャツでも除雪は可能

日常生活の様子をお伝えします。家の窓から車庫をスマホで撮影しています。

ガレージをあけます。

奥からスコップを取り出します。

車の入り口に雪が多いと上手く出庫ができません。雪を払いのける必要があります。

車庫の中で凍ってしまっているところは、滑りやすいので、一部融雪剤をまきます。

シャッターを閉めます。

以上が除雪となります。

撮影している状況を説明します。右側の窓にスマホを置き、左側の車庫の除雪をしました。

2. 実家に帰る時は新ルールを追加することになった

新ルール:実家ルール・・・真冬の北海道の実家に帰るとき、実家から半径100m以内は上着を着る

実際の運用は、

1.車で実家の前に到着する
2.上着をきる
3.上着を着て、車から実家の玄関まで歩いて移動する
4.上着を脱ぐ

となります。

なぜこのルールが増えたのか。それは真冬にTシャツで実家に帰ったところ、「冬にTシャツでいるのはなぜなんだ」という話がずっと繰り返され、特に理由はないので説明もできず、この話の終了方法がわからなかったためです。

この対話の困難さを伝えるニュアンスが伝わりにくいので、祖母(94歳)からのメールを引用します。

北海道へ仕事で来るそうですが、コロナのこともあるけどまだまだ寒いのに半袖は無理だと思います。
今の時期に半袖は絶対無理だし、まわりの人たちに変だと思われる。
中は半袖でも必ず上に長袖を羽織って来るようにしないと変な人に思われ仕事にも響くと思います。これは世界の常識ですよ。年齢的にも、もう少し常識を考えた方が立派だと思います。

ちなみにTシャツ部において、冬に風邪を引いて病院に行くとき、上着を着ているフリをすることで、先生に怒られることを回避するという方法論があります。

12月のある日、風邪をひいて病院にいかなくてはならなくなりました。

病院にいくにも上着をきることはできません。なぜならTシャツ部だからです。でも、冬にTシャツだけで病院にいって「風邪をひいたので治してください」といったら確実に医者に怒られるので、それも嫌です。

考えた結果、ジャケットを着ずに病院までもっていき、さも待合室で脱いだ体をとりました。これによって、診察室にTシャツ入室することと、医者に怒られないことを両立させることができました。

これと同じように、車から出るときに上着を手に持ち、暑かったから上着を脱いで「普段は着ているけど、停止した車から実家まで移動中だけ脱ぎました」という体にはできないのでしょうか?

病院の場合は室内なので、上着を脱ぐことはまだ不自然ではありません。診察もありますので上着を脱ぐこともあります。

それに対して、冬の北海道で上着を手に持ち、Tシャツで移動するのは例え短時間でも不自然です。

わかりやすいようにイメージ図を撮影しました。上着を持っていても相手に与える印象には違いがありませんでした。

その他わかったこと一問一答

Q:寒くないのでしょうか?

A:気温が低いので大変ですが、家と職場等の移動先も車を利用しますし、外にいる時間はそこまで長くありません。飲み会もお酒を飲まずに、車で店舗の前まで移動し、参加しています。わかったことですが、マイナス10度を超えてくると、外に滞在できる期間が短くなります。

Q:予想外だったことはなんですか?

A:セルフサービスのガソリンスタンドを使えないことです。気温が低いため、自らガソリンをいれる作業が困難です。

以上が北海道の極寒をひと冬過ごしてみて気づいたことです。この気づきで得たことを糧に、引き続きカヤック唯一のTシャツ部部員として活動してまいります。

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