ゲームをこよなく愛する畑佐雄大がカヤックに転職した理由 | 面白法人カヤック

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2017.03.02

#面白社員インタビュー No.10
ゲームをこよなく愛する畑佐雄大がカヤックに転職した理由

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現在クライアントワーク事業部(以下CL事業部)でプロデューサーをしている畑佐雄大は、元々ゲーム会社のゲームプランナーでした。そんな彼がカヤックに転職し、このたび「ゲーム宣伝部(通称ゲー宣部)」を立ち上げました。ゲームをこよなく愛する彼が、そもそもなぜカヤックのCL事業部に転職しようと考えたのか、またゲー宣部の活動などについて改めて聞いてみました。

ゲームプランナーの人生設計

― 前職はゲーム会社にいらしたんですよね。

畑佐
はい。新卒でゲーム会社に入社しゲームプランナーとして5年勤務しました。アーケードゲームの開発として企画や制作を担当し、開発からリリースまで手がけた作品も数本あります。新卒では珍しく、新規開発ばかりやらせてもらっていましたね。

畑佐➀

― ゲーム制作者には恵まれた環境ですが、転職を考えられた理由は?

畑佐
当時手掛けていたゲームのゴールが見えてきた頃、10年先の自分の姿を想像してみたんですよね。それで、いつかは自分の責任でゲームをつくりたいと思ったのですが、一方でアーケードゲームは経験値による所が大きいとも感じていて。ベテランの先輩方を追い越すための別のアプローチを考えてみた時に、アーケードゲーム以外のゲームの開発現場も学んだらどうかと思い付いたんです。そのうち、ゲーム業界の外からゲームを見る時期が一度はあってもいいかなと。開発ノウハウやものづくりの話も好きなので、その知識を元に短期間で成果物をつくる経験を積みたいと思いました。Web広告制作ならゲームのPR案件もありそうだし、ゲームから完全に離れることにもならないだろうと転職を決めました。

― なるほど。転職先はカヤックの他にも考えられていましたか。

畑佐
カヤックだけです。最終的にゲーム開発に戻りたい気持ちがあるんですが、カヤックはCL事業部もソーシャルゲーム事業部もあって社内異動も可能なので、そのことを考えるとカヤックだけだなと。

― 面接時、将来的にゲーム開発に戻りたいという話はされました?

畑佐
いえ、そこまでは。ただ面接時にゲームとCL両方の事業部に希望を出し、面接をしながら相談しCL事業部に決めました。短期スパンでのものづくり経験やゲーム事業部への将来的な異動の話も含め、やりたいことをきちんと聞いてもらえた気がします。

― 転職活動時のアドバイスはありますか。

畑佐
過去の自分の仕事を3カ月ごとに棚卸しして書き出してみるのはおすすめです。職務経歴書づくりがきっかけでしたが、普段のいい振り返りにもなります。自分のできることが増えたのか平行線かも分かりますし、伸び率も見えてきます。この積み重ねは自分自身のいい財産になると思いますよ。

「いいヤツ」に囲まれて、ゲー宣部を立ち上げる

― 実際に入社されて、人や環境、働き方の印象はいかがですか。

畑佐
まず感じたのは「いいヤツがたくさんいる」ってことですね。質問やブレストの誘いなども皆必ず応えてくれますから。それから、任される裁量がすごく大きい。予算の内容と質を守れば外部クリエイターへのアプローチも自由だし、何をしてもいいので楽ですね。ただ、自分で動かないと何も進まないので、向き不向きはあるかもしれないです。

― 仕事のスタイルはどうでしょう。

畑佐
裁量労働制なので出社時間や場所に囚われなくなり、働き方に多様性が出たのが嬉しいですね。実は転職理由の一つに子どもができたこともあるんです。今は仕事があっても早く帰って家で作業ができるので助かります。

― 入社されて半年、ゲーム好きの力はどんな形で発揮されそうですか。

ゲー宣部

畑佐
入社直後はいただいた仕事をきちんとやることに徹していたのですが、その中でWebサイトの案件でもゲームの知見が活かせることや、ソーシャルゲームに関わる案件の多さからゲームを宣伝する仕事に需要があると気付きました。僕はゲーム好きだしいろんなゲーム会社も知っているので、そこに特化すれば普段から楽しんでゲーム業界を盛り上げられるかなと。それで立ち上げたのがゲー宣部なんです。

― 周りからの反応はいかがですか。

畑佐
社内外ともに上々の反応をいただいています。たとえば、企画からサイト制作までをお手伝いしたリアルタイムターン制バトルRPG「セブンナイツ」のCM放送記念キャンぺーンでは、とことん「7」にこだわったキャンペーンを実施しました。結果、キャンペーン開始から7日間でWebガチャが40万回以上プレイされたり、応募ツイート数が19万を超えるなど、想定を大きく上回る結果となりましたし、多くのファンの方に喜んでいただけたと思います。

セブンナイツ

― 今後の構想は?

畑佐
「ゲーム業界全体を面白くする」を念頭に置き、まずはゲー宣部のプロモーションや案件を介してもっと多くのゲームクリエイターさんと繋がりたいですね。将来的にはソーシャルゲーム事業部でのゲーム制作に関わってもらえる流れも作れたらと。あとは海外のゲーム会社さんとも積極的に仕事をしてみたいですね。

好きなものと信念さえあればスキルはなんとかなる

― 畑佐さんがカヤックを薦めたい人、またどんな人と働きたいですか。

畑佐
お薦めなのはポジティブで自由が好きな人ですね。個人的にはゲーム好きな人が入ってくれたらなと。一緒にゲームの話がしたいです(笑)。

― スキルが足りないかも…という人も検討の余地はありそうですか?

畑佐
もちろん。僕もWebや広告に関しては何も知らず、サイトをつくった経験もなかったのにCL事業部に入りましたが、こうして仕事ができています。むしろ大事なのは、「これが好き」という何か尖った部分ややりたいことがあるかどうか。それさえあれば、スキルは入社後でも何とかなりますよ。

― 最後に一言お願いします。

畑佐②

畑佐
畑違いの転職でしたが、ゲームが好きだと言い続けるうちに近い仕事がもらえるようになり、今回ゲー宣部を立ち上げるまでになりました。スキルが少なくても「これが好き」と言える何かがあれば、バックアップの体制も整っていますし、あれもこれもやりたいという人には最高の会社だと思います。

― ありがとうございました。

目標に向かう道の途中という感じの畑佐。好きという気持ちを基本にビジネスとして、また企業へと還元できる形で展開させている様子がわかりますよね。彼のような「好き」を活かした仕事をしたいみなさん、カヤックの一員になりませんか。興味を持たれた方はぜひ採用情報ページをご覧ください。

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