2011.06.07
ワガシャのホープ「永安隆史」
言わせてください。「この漢(ヲトコ)は最高です」
永安という漢(ヲトコ)は、新卒でカヤックに入社しました。
その年に新卒で入社した漢は3人。永安のほか、過去のワガ社のホープでも早々と登場している鈴木、本間の2人。
ご覧のとおり、この2人はエピソードに事欠かない2人でしたが、永安もこれまたなかなかどうして、わんさとネタがあります。
まずは、入社面接でのこと。
面接時に背中にリュックを背負ってカジュアルスタイルで訪れた彼。おもむろにリュックをおろすと、その中から2台のノートPCが。なぜ2台も持ち歩く必要があるのか?という問いかけに対してさっぱり納得の行く回答がえられなかったものの、とにかく重い思いをしてでも毎日2台持ち歩いていなければ気がすまないという、ある種の変人だということはわかりました。
そのエピソードが物語るように、カヤックに入社してからも彼のメカ好き癖は、当時から現在に至ってますます拍車がかかっており、彼の周辺には最新のデジカメ、最新のipod、各種USB機器が常に氾濫しています。
とにかく新しいノートPCに変えるサイクルはカヤックでも髄一。
今でこそ自分で買っているのでしょうが、当時はそのショッピングサイクルの速さたるや、ご両親におねだりでもしている??としか思えないようなスピード感だったことは否めません。
しかしながら、そんなおぼっちゃま風な彼も、直属の上司である庄司の静岡支社設立が決まるやいなや、「ぜひ付いて行かせてください」という男気を見せます。両親から自立した瞬間でした。うれしいじゃないですか。
部下に「どこまででもついていきます」なんていわれたら、僕だって逆についていっちゃいますよ。
でもちょっと面白いのは、今でこそ熱い師弟関係で結ばれたこの2人も、入社当時は上司である庄司に対して永安が言うことをなかなか聞かない。お互い相性が悪い。なんて言われていたことがあったという事実。
そういったことを経て、そんな関係を築ける2人って素敵じゃないですか。お互いの素直さや柔軟性を物語るエピソードだと僕は思ってるんですが、記憶違いならすみません。
で、ここまでのエピソードからは一見頼りない印象を受けるかもしれませんが、実はそんなことはありません。この師弟、今カヤックでPHPプログラマーとしてはもっとも信頼されており、抜群な安定感をもっています。
2人ともとにかく勉強熱心。SEとして、システムの上流工程を1人で設計する能力をもち、10人程度のプログラマーのチームリーダーが勤まる力をもっています。締め切りを落としたことも一度もありません。
余談ですが、永安君の兄上はPHP業界では著名なプログラマーだとか。そんな血統ですから、技術者としての筋がいい。それから精神力も安定している。結局最後は精神力だったり胆力だったりすると思うのです。誰もこの仕事が期日までに終わる道筋なんて見えてないのです。何か1つでも解けない壁にぶつかると滞ってしまう世界。
なのに落とすか落とさないかの違いって、結局のところイメージの世界だったり精神力の世界だったりするのです。そういう意味では、どれだけ厳しいことを言っても弱らない、精神的に強いプログラマーは断然信頼ができます。どうぞたゆまない心身ともにたゆまない努力を今後もしていってください。
この先どこまで伸びていくのか!?という末恐ろしさを覚え、武者震いさえ感じております。
せん越ながら、今後も今の自分に満足することなく、謙虚さ、素直さを忘れず、常に変化し続けていって欲しいという思いと共に、万歳三唱を贈りたいとおもいます。
賛辞者:代表 柳澤大輔