柳澤 大輔 | 面白法人カヤック

柳澤 大輔

Yanasawa Daisuke

取締役会/代表取締役CEO

あだ名
やなさん
サイコロ給(2024年)
Average 4.38 Rank 20位

面白法人カヤック社長日記

柳澤 大輔柳澤 大輔
  • 漫画
  • 実写

面白法人カヤックCEO(最高経営責任者)。大学卒業後、会社員として組織を学び、カヤック設立。


これまでの人生を振り返ってください。

振り返ってみて、いつも感じるのは、まさか、学生時代の友人(カヤックの代表の3人です)とこんなにも長く人生を共に過ごすことになるとは……。

ということです。

学生時代の友人3人で創業しながら仲良くやっているということが意外とめずらしいので、よく秘訣を聞かれます。

そのたびに、なぜこんなにも仲良くやれているのかいろいろ考えるのですが、正直申し上げまして、結論としては「たまたま」です。何か特別な秘訣があるわけではありません。

ただ、さすがにそれでは何の参考にもならないので、多少参考になりそうなことを書きます。

この20年弱、喧々諤々やりあうこともしょっちゅうありましたし、お互いのことで必死に頭を悩ますこともたくさんありました。が、人物に対する評価というところでもめたことは、よくよく考えると一度もありませんでした。「こういう人を採用したい」「こういう人をリーダーに抜擢したい」といった意見に相違がないというのは、つまり、尊敬すべき人間像が同じだからなのです。

もしもこれを読んでいる方が、これから誰かと共同創業するときは、お互いの尊敬すべき人について話し合ってみたり、一緒に採用面接をしてみて採用基準を議論すると良いかもしれませんね。そこがずれていたらきっとどこかでもめます。ここで書くようなネタでもないのですが、せっかく見ていただいているので、何らかのヒントになれば。

毎日日課にしていることは?

按腹法。真向法体操。眼球運動。ロングブレス。筋トレ。他にもいくつかありますが、恥ずかしくて書けないです。

カヤックのどんなところが面白いですか?

アットホームというねばっこいものでもなく、かといってドライな関係でもなく、でも、明日解散といっても笑って解散できるようなそんな仲間だなぁ。とつくづく思うこと。

プロフィール

1974年2月19日、香港にて生まれる。父は「大丈夫」が口癖。母は気功の先生だった。

高校時代

慶應義塾高校に所属。日本で1つしかないという体育会自動車部にて、麻雀を少々嗜み、卓上にて人生の相棒、貝畑政徳と出会う。

大学時代

慶應義塾大学環境情報学部3期生として卒業。大学時代は、勉学に励み、専攻はニューラルコンピューティング(現在で言うAI)。その技術を使った、競走馬の運気を予想するプログラムを開発。また、塾の講師を4年間続け、雑談授業に精を出す。この頃の教え子が面白法人カヤックの現在の取締役である藤川である。またスノーボードというスポーツを通して、のちの相棒久場智喜を発掘する。

サラリーマン時代(約2年)

ソニー・ミュージックエンタテインメント所属。配属場所は、通販部隊であるファミリー倶楽部。大阪にて10ヶ月ほどモノを売る販売員としてデパートに勤務。接客業を経てその後、アウトドア用品の、雑貨、ウェアの企画に配属。新商品の企画、バイヤー業務、カタログ制作を行う。

カヤック創立~

面白法人カヤックの代表取締役。Webプロデューサとしてカヤックの展開するサービスの総合プロデュースを行う。

創立当初はプログラムを書くことも…。また今ではとても見せられないがカヤックサイトのVersion2ぐらいまでデザインも担当していたという事実も…。その後しばらく広告のクリエイティブディレクターという職能を追求し、2005年から経営者道を歩むことを決意する。2014年東証マザーズに面白法人としての信念をもって上場。鎌倉に新しい形での資本主義を作ることをひそかにもくろみ、カマコンなどの地域活動にいそしむ。

主な審査員歴

2012年 カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル
2012~2015年 ワークショップコレクション「キッズワークショップ」
2010年 東京インタラクティブ・アド・アワード
2009~2015年 Yahoo!インターネットクリエイティブアワード
2018~2019年 ビジネス書大賞

公式プロフィール

1974年香港生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒業後、ソニー・ミュージックエンタテインメントに入社。

1998年、学生時代の友人と共に面白法人カヤックを設立。鎌倉に本社を構え、鎌倉からオリジナリティのあるコンテンツをWebサイト、スマートフォンアプリ、ソーシャルゲーム市場に発信する。

主要事業のほかにもカヤックが運営する飲食店「DONBURI CAFE DINING bowls」の運営や2009年、ビンボーゆすりを科学したプロダクト「YUREX」の開発のプロデュースにたずさわる。

100以上のクリエイティブディレクターをつとめる傍ら、2012年カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル、2010年東京インタラクティブ・アド・アワード、2009~2015年Yahoo!インターネットクリエイティブアワードなどWeb広告賞で審査員をつとめ、著書に「面白法人カヤック会社案内」「鎌倉資本主義」(ともにプレジデント社)、「アイデアは考えるな」(日経BP社)、「リビング・シフト 面白法人カヤックが考える未来」(KADOKAWA)、「面白法人カヤック社長日記 2015年-2020年愛蔵版」などがある。

ユニークな人事制度(サイコロ給、スマイル給)や、ワークスタイル(旅する支社)を発信し、「面白法人」というキャッチコピーの名のもと新しい会社のスタイルに挑戦中。

iU 情報経営イノベーション専門職大学 客員教授
金沢大学 非常勤講師
淑徳大学 地域創生学部 客員教授

2015年〜現在 株式会社TOW 社外取締役
2016年〜2022年 クックパッド株式会社 社外取締役
2019年〜現在 INCLUSIVE株式会社 社外取締役
2022年〜現在 株式会社リビングハウス 社外取締役
2023年~現在 株式会社フィル・カンパニー 社外取締役

2021年内閣官房デジタル田園都市国家構想実現会議構成員就任

仕事実績

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