2026.09.15
面白PICKS/面白プロデュース事例<2026年4〜6月>
面白法人カヤックの面白プロデュース事業が2026年4〜6月までにリリースしたコンテンツをピックアップして紹介します。
〇「底に残る果肉」への不満を容器から解決。協同乳業×カヤックが生んだ新感覚ドリンク
カヤックと協同乳業株式会社との共同で、果肉入り果汁飲料「カクカクカジツ ピクセルピーチ」を開発しました。2026年3月にエリア限定で先行発売したところ「再購入したい」との声が約8割にものぼる高い支持を獲得し、6月30日(火)より全国へ販売拡大しました。
最も注目すべき点は「容器の底に果肉が残る」という不満に着目し、日本製紙の紙容器無菌充填システム「NSATOM®」を採用していること。容器天面の角度や傾斜角をミリ単位で調整し「最後の一粒まで飲み切れる」流動性を実現することで、満足度の上昇につながっています。
カヤックはコンセプト・ネーミング・デザインを担当。角切り果実を「ピクセル」に見立て、流れ込むとドット絵に変化するキャラクターは、カヤック所属の絵本作家が描き下ろしました。「ワクワク」の隠れ文字も仕込み、桃をそのまま食べるような満足感を持つ新感覚ドリンクとなっています。
〇段ボールはヘリコプター・爆破・銃弾に耐えられるのか?サクラパックス×カヤックが挑んだ前代未聞の三番勝負
富山県のサクラパックス株式会社とカヤックが就活生向け採用施策として企画した、全3部作の実験動画シリーズ「VS段ボール」。ワインボトルを段ボールで梱包し、過酷な検証環境から守り抜けるかを試す挑戦が展開されました。
第1弾「VS ヘリコプター篇」(5月20日公開)は、上空100mからワイン入り段ボールを落下。社長自らが空へと送り出す、一発勝負の緊張感に満ちた内容です。第2弾「VS 爆破篇」(6月3日公開)では、構造設計を見直し爆炎に耐える「最強段ボール」の開発に成功。そして最終章「VS 銃弾篇」(6月17日公開)では、舞台がタイ・チェンマイの射撃場へ。20枚重ねても貫通する銃弾に対し、高強度素材「SLPボード」で立ち向かいました。
1947年創業の段ボール設計技術と、身近な素材の可能性をエンタメ性の高い切り口で発信した、見応え抜群の一大プロジェクトとなりました。
〇ローランドが誘う至福のバスタイム。BARTHが仕掛けた「風呂キャンセル対策」WEB動画
日本の夏の酷暑化に伴い増加していると言われている「風呂キャンセル」。そんな「夜の妥協」に着目したユニークなWEB動画が、2026年5月1日より公開されました。
ナイトウェルネスブランド「BARTH(バース)」とカヤックが手がけた本キャンペーンでは、カリスマ系タレント・ローランドさんを起用。全8本(60秒・20秒・6秒)のシリーズとしてBARTH公式YouTubeおよび公式Xにて公開されたほか、歌舞伎町の街頭ビジョンでも3か月放映しました。
テーマは「BARTHか、それ以外か。」。入浴を諦めかけた女性の前にローランドさんが登場し、部屋を薔薇とキャンドルでゴージャスな空間に一変。「風呂に入るか、それ以外か」と次々に選択を迫り、思わず入浴を選びたくなる仕掛けが施されています。義務感としての入浴を「自分への最高のサービス」として描き、ブランドの世界観とタレントの個性を掛け合わせた施策となりました。
〇「聴く」から「飾る」へ。タワレコの手書きPOP文化を自宅で再現する「タワレコポップ CDスタンド」
CDを「音源」だけでなく、ジャケットを愛でる「推し活グッズ」として楽しむという近年の価値観に応えるプロダクトが、タワーレコード株式会社とカヤックの共同開発で誕生。「タワレコポップ CDスタンド」(税込1,500円)が4月24日より渋谷店ほか全11店舗、オンラインで発売中です。
背景にあるのは、2021年の17年ぶりのCD売上増加に象徴される「パッケージとして所有・展示する」楽しみ方の広がりです。推し活層の中で、CDをアクリルスタンドと共に飾る文化が定着しつつある一方、専用のディスプレイアイテムはほとんど存在しませんでした。そこで、タワーレコードの代名詞である手書き「コメントPOP」に着目し、史上初めてプロダクト化。「タワレコ店員になり、推しの魅力を言語化する」ことができます。
実店舗と同デザインの「コメントカード」を同梱し、付属アクリルプレートには何度も書き直し可能なメッセージを記入できるなど、デスクを「自分だけのタワレコ」に変える体験価値を提供しています。
〇開発の合間に、ザクザクひと息。ブラックサンダーが仕掛けるエンジニア向けハッカソン「ブラッカソン」

チョコレート菓子「ブラックサンダー」の有楽製菓株式会社とカヤックがタッグを組み、有楽製菓初主催のハッカソン「ブラッカソン」を東京・秋葉原にて開催。ブラックサンダーに「パソコン作業のおとも」という新しい食シーンを提案しました。
企画実施にあたり「ブラックサンダーは、エンジニアにも向いているのでは」という仮説を検証すべく、カヤックのエンジニア32名にアンケートを実施。84%が「開発中に食べたい」、94%が「サイズ感がちょうどいい」という回答結果をもとに、開発作業の区切りでブラックサンダーを食べる「ブラックサンダー駆動開発(BTDD)」を提唱しました。
ハッカソンは、技術力だけでなく発想力や遊び心も評価されるものとして実施し、参加者はチームでお題に沿って開発に挑戦。優勝チームには賞金39万3939円とブラックサンダー1年分(320本)を贈呈しました。単なる販促イベントにとどまらず、ロングセラー商品に新たな生活文脈を根付かせる試みとなりました。
〇加工食品工場の鼓動やゴルフトーナメント会場の静寂が音楽に。JTグループの音楽プロジェクト「JT Rhythm Loop」第2シーズン始動
カヤックが企画・制作を手がける、日本たばこ産業株式会社(JT)の音楽プロジェクト「JT RhythmLoop」。2026年4月に、本シリーズの第2シーズンが公開されました。第1シーズンに続き、JTグループの現場での環境音を音楽へ昇華させるコンセプトはそのままに、今回はアーティストの「制作プロセス」を追うドキュメンタリー性をさらに強化しています。
第1弾では、DTMユニット「パソコン音楽クラブ」による作品を発表。JTグループの「加工食品事業」であるテーブルマーク株式会社の中央工場にアーティスト本人が赴き、冷凍食品の製造にまつわるエアシャワーやヘラの音を採集。第2弾では、アーティスト・長谷川白紙を起用。「ゴルフ日本シリーズJTカップ」のトーナメント会場での打球音や静寂を軸に、独自のサウンドスケープを生み出しています。
両作品で制作過程を可視化したドキュメンタリー映像も公開し、第1シーズンよりさらにフィールドを広げた形で、JTグループの魅力を音楽へと変えて発信しています。










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