従来品の1.3倍を、どう伝えるか
花王「めぐりズム」シリーズの新製品として登場した、こめかみまで包み込む大型アイマスク。
従来品の約1.3倍の大きさという製品特徴を伝えつつ購入したくなるキャッチコピーとキービジュアルイメージの制作を担当しました。
「1.3倍」では伝わらない。だから「鬼デカ」
「従来品の約1.3倍の大きさ」——正確だけれど、この数字だけでは体験の価値は伝わりません。
店頭で手に取ってもらうためには、一瞬で「これ、すごい」と感じてもらえる言葉が必要でした。
そこで生まれたのが「鬼デカめぐりズム」というネーミング。"鬼"という言葉が持つ、圧倒的な強さや規格外の印象を活用し、サイズの大きさを体感的に伝えることに成功しました。さらに「超視界シャットオフへ」というキャッチコピーで、大きさがもたらす没入体験の価値を言語化。「もやもやした時は超視界シャットオフへ」など、使用シーンに寄り添うメッセージ展開も行いました。
鬼のビジュアルで、インパクトと親しみを両立
キービジュアルでは、「鬼デカ」を象徴する鬼のモチーフを採用。製品の圧倒的な大きさを表現しながらも、威圧的にならず親しみやすいビジュアルデザインを追求しました。鬼の表現を通じて、こめかみまで包み込む"圧倒的カバー力"を視覚的に訴求。
「鬼デカ」という言葉と鬼のビジュアルの組み合わせにより、店頭での認知力を高め、「いつものめぐりズムとは違う特別なもの」という印象形成を実現。「顔の上半分が包まれている印象」「完全に1人の空間になれた」など、ユーザーから好評の声が続々と寄せられる結果となりました。

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