Conobie(コノビー) アプリリニューアル | 面白法人カヤック

子育てメディアとして大人気の『コノビー』。「子育てに、笑いと発見を」というコンセプトのもと、子育てを応援する記事を発信しています。カヤックでは、このスマートフォンアプリ版のリニューアルプロジェクトに参加し、UI/UX改善の企画・設計・デザイン・開発をお手伝いしました。

アプリのリニューアル内容

Web版と異なり、コノビーを気に入ってくれたユーザーが比較的高い頻度で触れるのが、今回のアプリ版。子育て中で忙しいパパ・ママが使うアプリということを踏まえ、より快適に記事を閲覧できるよう、以下のような工夫をしました。

• チャンネルごとに別タブにわかれていたTOP画面を、スクロールするだけで記事が追えるタイムライン形式に変更
• 単発の記事と連載の記事で見せ方を変え、シリーズものを追いやすいようにリスト化
• 気に入った作家をフォローできる機能を追加、フォローした作家をリストで閲覧できる画面を用意

ユーザーに負担をかけることなく、さまざまな記事に出会ってもらうことで、「笑い」と「発見」につながるチャンスをふやすことのできる設計を目指しました。

開発プロセス

カヤックは、本リニューアルプロジェクトのコンセプト立案・UI/UXの基本的な設計から関わる機会をいただきました。そこで、LITALICOのみなさまご協力のもと、トライ＆エラーを繰り返しながらの開発に挑みました。

まず、社内のママや現在のコノビーユーザーへの複数回のインタビューを通じて、ユーザーの利用シーンを具体的に想像していきました。最終的に、両手を使ってじっくり見るのではなく、なにかのスキマ時間・作業の片手間にぼんやりと眺める使い方をメインと捉え、片手で操作できるタイムラインをベースとした設計に着地。

最初に据えたコンセプトからはブレることなく作成したデザインも、プロトタイプツールを使って開発前にユーザーに触ってもらいました。そこで得たフィードバックをもとに、不要な機能は削除し、シンプルに記事を読むことができるように修正。思い切った取捨選択を重視しました。

加えて、これらの機能やデザインを決める際には、ワークショップ形式での会議を導入。クライアントであるLITALICOのみなさまを鎌倉の古民家にお呼びして、手書きのワークやブレストを行い、よりよいUXを全員でつくるための取り組みを行いました。

今後は、その他のユニークな機能もお目見えする予定です。