2015.09.18
【!?】東京ゲームショウのLobiブースが意味不明すぎる理由
国内最大規模のゲーム展示会である「東京ゲームショウ」に、日本最大級のゲームコミュニティであるLobiが初出展します!
まさかの本番5日前、出展の企画が白紙に!?!?
3ヶ月も前から決定していたブースの内容が、本番5日前にNGになってしまい、急きょ内容を変更することに。その結果、意味不明なアトラクションができあがってしまったという噂が。担当者に何があったのかを聞いてきました。
いったいこのブースでは何が行われるのでしょうか...
なぜ、本番5日前に企画が変更になったのか?
ーそもそも、どのようなコンセプトでLobiブースをつくっていたのでしょう?
まずはLobiというサービスを理解してもらうため「Lobiの世界を再現する」をコンセプトに企画を考えはじめました。
Lobiは、グループチャットが特徴で、たとえば誰かが「このステージがクリアできない」といった投稿をすると、グループのみんながいっしょになって解決方法をアドバイスするんです。
だから、ただ機能を説明するのではなく、来場者が協力・参加できるようなものにしようということになりました。
ーもともとは、動く船に乗れる!というブースになる予定だったんですよね?
はい。動く船の案は、カヤックとも業務提携しているイベント会社のTOWさんといっしょに考えました。
40〜50案を出した中から、「東京ゲームショウは何度もやってるけど、こんな大きいものが動いてるのは見たことない」という話になって、前例がないならやるしかない!これは確実に目立つ!と思って決定しました。
さらにそこに、来場者のみなさんが船に乗って、コンパニオンのおねえさんといっしょにクイズに答えるなど、協力・参加できる要素もいれて内容を詰めていきました。
3ヶ月前にはだいたい決まっていて、あとは細かい部分と本番前のリハーサルだけだなというところでした。
これが当初の企画書です。
ですが、本番5日前にこれがNGになってしまったんです...
ー5日前ですか?どうして船はNGになってしまったのでしょう?
会場側から「今回は万全を期すためにお客さんを乗せることは避けたい」と言われたんです。
ーもっと前に確認をとれば、このような事態にはならなかったのでは?
いえ、当初はこれで大丈夫という確認はとれていたんです。
でも、本番1週間前のリハーサルで「動く船に来場者が乗るのってほんとに大丈夫?」と聞かれ、「まさかこの時期にダメって言われることはないでしょ〜」と思いながらも、念のため確認したら、
「やっぱりお客さんが乗るのはやめておきましょう」ということになりました。
これが本番5日前のことです。
ー本番までもう時間が無いなか、新しい企画はどのようにして生まれたのですか?
とにかく時間が無いので、“みんなでできる”というコンセプトだけは崩さないように、ひたすらに案を出しました。ですがなかなか決まらず、会議は深夜にまで及んでいました。
TOWさんのディレクターからは「みんなで何やれば目立って盛り上がれるかなー...スポーツチャンバラ、クイズ、じゃんけん...」とブツブツ言ってる声が...
そして、「バブルサッカーをやったら目立つかも!」と。
そんな中、ディレクターの遠山と、エンジニアの手塚がボウリングの写真を見ながら
「これかもしれない...」
「ボウリングとバブルサッカーってどうですか?」
この一言が、企画が決まった瞬間でした。
いま考えると意味がわからないですね...
そこからのTOWさんの動きはとても速く、5日間で企画・設計から施工までを済ませ、なんとか完成させることができました。
そして、できあがったのがこれです。
ー完成してみてどうですか?
「Lobiバブルボウリング」、明らかにここだけ意味不明なブースになっていますが、「これはキタかもしれない」と思ってます。5日前でもなんとかなるもんですね。
それはさておき、なによりトークセッションはすごいのでぜひご覧いただきたいです。
ファミ通App編集部 笠井氏 と モンストの木村Pによる対談、ログレスの板倉Pと、ブレフロの高橋Pの対談など、なかなか見られない豪華な内容となっております。
お待ちしてまーす!!!