2022.12.27
#面白法人カヤック社長日記 No.113この一年で最も読まれた社長日記をいつものように振り返る
今回が2022年最後の社長日記ですので、毎年恒例ですが、この一年で最も読まれた社長日記ベスト5を解説します。
第5位:最近読んだ面白い本を通じて、カヤック「まちの保育園」のすばらしさを再認識した話。
この記事には、タイトルにあるように2つの目的を込めました。ひとつは、今年僕が読んだ本の中でも、自分にとって非常に大切な新たな価値観を与えてくれた本の紹介をすること。もうひとつは、カヤックが経営する「まちの保育園」の素晴らしさを伝えること。複数のメッセージを入れることによって往々にしてわかりにくくなってしまうものですが、本の紹介だけだとちょっと物足りない気もしましたし、一方で保育園の素晴らしさを伝えるだけでは宣伝だけになってしまうので、組み合わせてみたのだったのだなと思い出しました。
それにしてもここで紹介したのはとても良い本で、多くの人に心から勧めたいと思っていますし、保育園ができたことでカヤック社員のウェルビーイングも高まり、会社としてはほんとに素晴らしい取り組みができたなと思っています。お読みくださった方に少しでも伝わっていたら幸いです。
第4位:「励ましのサイエンス」 最終回はハゲを励ますための方法論です。
人を励ますということはどういうことなのか? それを科学するために、noteで始めた連載の最終回から転載です。いや、正確にはこれが最終回じゃなく、もうひとつこの日記の後に、ほんとの最終回があるのですが、この日記を書いた時点では、励ますだけにハゲだろうという対談でオチにするつもりだったので、このタイトルになってます。この記事自体はまったく役に立たない気もしますが、僕たち自身の経験から得た学びを込めましたので、身近にハゲがいる人には、ぜひ読んでいただきたい記事です。
ちなみに、「励ましのサイエンス」は全15回で、AmazonのKindleで電子書籍で販売中です。390円。
第3位:鎌倉に増えているラグジュアリーホテル 独断と偏見で選んでみました。
これが3位ですか。なんでなんだろ。もしかしたら、これは社長日記の読者が見てくれたというよりも、検索エンジン等からの流入かもしれないですね。よく知人から「鎌倉で良いホテルない?」と聞かれるので、だったらまとめ記事を書いておくかと思って書いたというのもあるので。そして、カヤックが実は鎌倉のホテル業にも出資していることも、この記事で知ってくださった人もいるようです。
第2位:人生100年時代の定年というものについて考えてみました。
カヤックの定年部というアイデアの紹介をした記事。僕個人のFacebookでシェアしたところ、自身の会社で定年を迎えたら、カヤックの定年部に入れてくれというコメントを結構いただきました。これは本気で取り組むべきだなと決意を新たにしました。先に社長日記で宣言してしまうことで、もろもろ実現に向けて加速する、マニフェスト的な意味合いが社長日記にはあるのです。
第1位:ゲームコミュニティサービス「Lobi」を事業譲渡した経緯など。
この社長日記が1位ですか!! それだけLobiというサービスが愛されていたということでしょうか。カヤックの事業譲渡についての考え方を入れることで、Lobiをご存じない方にも役立つ記事になるようにと工夫もしましたが、それでもやっぱりLobiのことを知らない人には、ほとんど興味を持ってもらえないかなと思っていましたが、今年の1位とは・・・。これはこれで僕個人としては感慨深いものがあります。
2011年から始めて、ユーザーの皆さまと一緒につくってきたことが思い出されます。そしてLobi事業を率いていたのは、カヤック元執行役員の片岡でしたが2019年に急逝しました。彼が投資先として見つけてきてくれて、その経営陣に惚れ込んで二人三脚で力を注いでいたのが、この11月に上場したカヤックの子会社であるウェルプレイド・ライゼストです。片岡くんが力を入れていた事業、そして会社がそれぞれの形で成就したのが今年だったのだと思います。本当にありがとう。
以上が、2022年の社長日記ベスト5でした。
この日記を読んでくれた皆様。今年も本当にお世話になりました。よいお年を。
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