「今年もお寺でブレスト&株主総会 日本初！？株主シェアタイムも導入」 第13回株主総会レポート | 面白法人カヤック

カヤック第13回目の「定時株主総会」。今年も日本最古の禅寺 鎌倉・建長寺で開催されました。

建長寺は北条時頼が僧を招いて開山して以来、静かに物事を考える場所でした。そうした空間で、株主の皆さまと共に深く会社の在り方や課題について議論できればと考えて、今年も鎌倉建長寺の多大なご協力をいただき開催いたしました。

そんな建長寺ですが、確かに、訪れてみるととても静謐な雰囲気に包まれています。

寺院の裏手には見事な庭園もあります。

庭園を眺めながら心を静めると、普段とは違った視点で物事が考えられそうです。

さて、そんな散策を終えて、ニ階に上がると、今年は会社説明会からスタートです。

財務の吉田より、総会の前にカヤックについてより知っていただきたいという趣旨で、それぞれの事業の概要と強みについてご説明いたしました。またカヤック本体だけでなく、グループ各社の状況もお伝えしました。

次は、面白法人式ブレスト体験会。カヤックのブレインストーミングを「面白株主」こと株主の皆さまに体感いただくイベントです。
（※カヤックでは、株主の皆さまのことをカヤックを一緒につくるメンバーだと考え、「面白株主」と呼んでいます。）

今年は右脳を刺激するための「アイデア出し体操」をブレスト前に行いました。音楽に合わせて、司会がお伝えする身体の部位を動かすことによって、脳の活性化を図る体操です。

「肩ー。」「首ー。」という呼びかけとともに身体を動かす面白株主の皆さま。戸惑いが隠せません。

「ねじるー。」「二人１組ー。」フュージョンっぽい感じになった方もいますね。

3人以上とハイタッチして、最後は思い思いに決めポーズです。

すっかり右脳も刺激され一体感も生まれたところで、「鎌倉を盛り上げるアイデア」を4〜5名のチームにわかれてブレストしていただきました。ファシリテーターとしてカヤック社員も加わりました。

昨年カヤックより発売された「ブレストカード」を使って、たくさんのアイデアを出していただきました。皆さまのおかげで、笑いの絶えない温かい雰囲気のブレスト体験会になりました。

さて、大広間に移動して、いよいよ総会開会です。最初に代表の柳澤から挨拶があり、その後、第13期の事業報告、質疑応答、議案承認を行いました。今年は初めての試みとして、事業報告の合間に「シェアタイム」を設け、面白株主の皆さま同士で内容を振り返っていただきながら進めました。

この「シェアタイム」イベント等ではよく見られる形式ですが、株主総会で導入されている日本での事例は聞かないとのことです。ただ発表を聞いているだけでは面白くないのでは、と考えて何気なく行ったシェアタイムですが、結果的にみなさまに熱心に感想を語り合っていただき、質問も活発に行われました。今後も、面白株主の皆さまと作る総会をつくっていきたいと考えています。

質疑応答では、事前にいただいた質問にお答えした後、会場にお越しいただいた皆さまの質問にもお答えしました。株主優待についてや配当、過去リリースした「うんこ演算」アプリが世間の流行に対して早すぎたのでないか、鎌倉資本主義の今後の展開など、さまざまな貴重なご意見、質問を承りました。主なQ&Aはこちらをご参照ください。

総会終了後は、「おまけ株主総会」を開催。取締役からみたカヤックの会社紹介、自身の所感について話す「小咄(こばなし)」のコーナーでは、これまで７年間監査役を務めてくださり、監査等委員会設置会社への移行に伴い退任された中村さん、松本さん、そして新任された監査等委員の北川さんからもご挨拶いただきました。
最後は、面白株主制度第５弾「面白株主に名刺支給制度」、第６弾「株主オフ会」の発表を行いました。詳細はこちらをご参照ください。

今年も静謐な空間で、株主の皆様と深く考え、たくさんのアイデア、ご意見をいただけました。

来年の株主総会もさらに株主の皆さまがカヤックを共につくる仲間になっていただけるような、参加しやすい総会へと進化させていきます。これからも、どうぞよろしくお願いいたします。