長谷川裕子は産休後もママクリエイターとして働き続ける | 面白法人カヤック

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2014.10.24

#面白社員インタビュー No.5
長谷川裕子は産休後もママクリエイターとして働き続ける

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企画部でクライアントワークのディレクターを担当する長谷川裕子は、社内でも人気の名物ディレクターです。

2012年に出産、2013年に育休からの復帰を経て現在は時短勤務中、11月には次の産休に入ります。担当件数は抑えつつも、クライアントワークのフロントディレクターを続けているという彼女に、仕事と子育ての両立について聞きました。

サーフィン目当ての入社動機

― 元々は、本社の場所が入社の大きな決め手だったと聞きました。

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長谷川
そうなんです。東京生まれ東京育ちで、海の近くに住むことが昔から憧れで。当時はWebエンジニアだったのですが、ディレクター職に興味があったし、その当時はじめたサーフィンがいつでもできる湘南方面に引っ越しをしたくて。そんな時に求人を見つけて、速攻エントリーしました。

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長谷川
2006年に26歳で中途入社したのですが、湘南が好きで引っ越してきた熱意が伝わり、入社後は「湘南Clip」という地域ポータルSNSの立ち上げと運営を担当しました。
毎日とっても充実していたけれど、売り上げはなかなか伸びなくて…悩んでいた時にクライアントワークチームを兼任することになり、その後湘南Clipがサービス終了してからはクライアントワーク専任になりました。

― 自社サービスからクライアントワークに異動したのですね。

長谷川
ええ。湘南Clipでの経験もあったので、お金が稼げることが単純に嬉しくて。それに、いろんな業種の方々とお話したり、さまざまなサービスやキャンペーンサイトをつくったりすることが楽しいし、やっと会社に貢献できているという実感があり、当時はがむしゃらに仕事をしていました。

― 「太宰府天満宮」のサイトも担当されていたとか。

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長谷川
はい。地域活性化に関する仕事に元々興味があって、これなら太宰府を盛り上げるお手伝いができるし、伝統芸能に携わる両親を見ていて伝統と最新技術を融合できたら面白いだろうなと思っていたので、楽しいお仕事でした。プレゼンにはダメージジーンズで行っていたのですが、「最終報告は正装でお願いします」とドレスコード指定されたのもいい思い出です(笑)。

― 仕事の進め方で留意していたことはありますか?

長谷川
そうですね、時には案件が同時進行で忙しい時もありますが、どんな状況でもチームで楽しく仕事を進めようと思えるのが自分の強みでもあります。大変な状況だったものほど特に心に残るし、のちのち評価が高くなったりすることが多いから不思議なんですよねえ。

「24時間働いて遊ぶ」から子ども優先にシフト

― なるほど。仕事バリバリという感じですが、その間にご結婚もされていますよね。

長谷川
はい。ちょうどその頃はリーダーをさせてもらっていて、結婚式準備もあったので、人生で一番忙しい時だったかもしれません。結婚後も仕事のペースは変わらなかったのですが、子どもが生まれてからそれが劇的に変わったんです。
子ども最優先で調整するようになりました。以前は自分で抱え込みすぎなところもあったのですが、その意識もなくなりました。子どもがまだ1歳10カ月ということもあるので、自宅でも作業できるような体制を整えたりと未だにいろいろ試行錯誤中ですね。

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両立のための工夫あれこれ

― 子育てと仕事を両立するための工夫を教えてください。

長谷川
まず、自分がいなくてもメンバーが仕事をできるような環境づくりです。サブディレクターを必ずつけてもらい、私がいない時間帯もスムーズに進行する状況をつくることと、大事な判断はいつでもできるように、不在時も連絡はとれるようにしています。
あとは、必要があれば抱え込まずに素直に協力を仰ぐということでしょうか。前回も今回もみんながとても温かいのが本当にありがたいですね。2回目の育休後もすぐ復帰するつもりでいたら、逆に代表の柳澤に「大丈夫なの?」と心配されました(笑)。

― 帰りをスムーズにするために作業の優先順位なども決めたり?

長谷川
電話や質問など突発作業が多い日中に、資料作成などを充てると予定通りに進まないので、その辺は朝イチに終わらせます。うまく調整したり、周りに協力してもらいながら、ディレクターを続けることができているのはとてもありがたいです。

― ご自宅ではどうですか。

長谷川
保育園のお迎えに合わせて早めに帰る分、朝早めにから来られるように送りは主人に頼んでいます。ただお迎えも事前申請すればある程度は延長できるので、打ち合わせなどは早め早めに決めて、その制度を活用しています。

ママさん社員とカヤック

― 女性から見て、カヤックの出産や育休関連の制度はどうですか?

長谷川
元々フレキシブルな勤務形態を認めている会社だということもありますし、育休明けの働き方についてもそれを実感しています。育休明けだから…と特別に考えなくてもいい環境にある気がします。

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― 両立が大変だと思ったことはないですか。

長谷川
はい、今がすごく楽しいので。今の私って仕事と育児のいいトコ取りの状況だと思うんです。会社ではクライアントワークの最前線でものをつくる楽しさを日々体感できるし、家に帰れば子どもがいる。
息子が今のところひどく体調を崩すこともなく、保育園もとても楽しんでいるようなので、それに助けられているところも大きいですし、毎日子どもと一緒にいられる時間が短いからこそより大事にしなきゃという気持ちにもなります。もちろん、周りのメンバーの協力があってできることなんですけどね。

「復帰して本当によかった」と笑う長谷川。次に復帰した時には子どもに遊んでもらえる知育アプリをつくりたい、と意欲を燃やすママ社員です。新たな働き方を模索する女性の皆さんの参考になれば幸いです。

こんな長谷川の働く環境に興味を持った方はぜひRECRUITページをご覧ください。

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