2008.05.10
「アイデアが出やすくなるインタラクティブ会議室」をリリース。
株式会社カヤック(所在地:神奈川県鎌倉市 代表取締役:柳澤大輔http://www.kayac.com/、以下カヤック)は、2008年5月9日、慶応義塾大学稲陰研究室(、以下SFC稲陰研)との共同により、カヤック鎌倉本社内に「インタラクティブ会議室」を新設いたしました。
インタラクティブ会議室では、室内で流れる音や照明を変化させることで、単調な会議にダイナミズムをもたらすことを目指します。また独自のWEB技術を用いて、会議参加者の発言に応じてアイデア源となりうる関連情報を参加者にリアルタイムで提供することを可能にしました。ブレインストーミングを活性化させ、より有益な会議の実現を支援いたします。
光源にはLED照明を採用。入室すると、朝日や夕日をイメージしたやさしい光に包まれ、ムードのある空間を演出いたします。関連情報の抽出には独自のWEB検索のアルゴリズムを使用し、キーワードの発言者の机の上に、情報が投影される仕組みといたします。
今後は、画像認識や動体認識の技術を使用して、発言回数をはじめ会議への参加状況を分析するツールの開発を検討しています。また、オフィスの会議室での用途以外にも、ショップやショールームなどにおける空間演出のためのツールとしての利用も促進をする意向です。
インタラクティブ会議室について
2008年1月よりSFC稲陰研Surroundings Project(※)とともに共同研究および開発をスタート。現在、2種類のシステムを搭載。
1)空山水(からさんすい)
会議室であらかじめ設定した時間の長さに応じて、時間経過とともに室内の光や音が変化いたします。
主要機能 : LED 調光システム/環境音再生機能/調光、音声再生プリセット作成機能
2)かげろい
会議室内で発した音声に応じて、関連情報をWEBで検索し会議室内のデスクに投影。
主要機能 : 音声認識機能/キーワード抽出機能/関連WEB情報サーチ機能/関連WEB情報表示機能
※Surroundings Projectについて
SFCにおいて、次世代エンターテイメントコンテンツの研究を行う、稲蔭研究室発のグループ。
ご興味をお持ちの企業様へ
インタラクティブ会議室のシステム導入に関するご質問はkayac-surroundings@kayac.comまでお願いいたします。
報道関係者の皆様へ
随時見学を受け付けております。見学をご希望される場合にはpromo@kayac.comまでご連絡ください。