これはカヤック設立時(1998年)からつかっているキーワード。
カヤックの創業者3人が学生時代からの友人であったこと。
創業以来積極的に行いつづけてきた他社とのコラボ。
カヤックの成り立ちと歩みは、すべてこの考え方で貫かれている。
カヤックが何より大事にしているのは、「場」のチカラ。
信じられる仲間、刺激し合える仲間がいれば、
行き先は放っておいても面白いものになっていく。
そもそも誰も見たことのない、新しいことをやりたいのだから、
「何を」が最初からはっきり見えてるわけがない。
「誰と」がワクワクできるものならば、
「何を」も絶対ワクワクできるものになる。そう信じている。
この考え方にうなずける人は、きっと個人戦よりチーム戦が好きな人。
自分一人が勝つよりも、信頼している人々と喜びを共有し、
その人達に「俺(私)ってすごくない?」「確かにあんたすごいよ」とお互い尊敬したいし、尊敬されたい。
そんな感覚を理解できる人。
カヤックは、そんな人と喜びを共有できる組織でありたい。
ものづくりにおいては、1人で全てを作りたい人もいる。
けれどカヤックは、一緒に考えながらものをつくる人の組織でありたい。
このスタイルを、社員はもちろん、取引先や株主であっても、法人レベルで実践していく。
では、その「誰とやるか」をどう決めるか。
残念ながら、そこに正解はない。
ただひとつ言えるのは、自分の選択に責任を負う者同士でないかぎり、
本当の信頼関係は結べないということ。
「他にもっといい選択があるかもしれないが、あなたと喜びを共有したいからあなたを選択する。
仮に他にもっと優れたところがあっても、お互いを選んだのだからとことん付き合いましょう。
お互いがんばって、そこより優れた存在になればすむのだから。」
そんな覚悟が必要。
自分で選択したことなのだから全てにおいて自分自身に責任がある。
そう覚悟できる人同士であれば、きっとその覚悟にふさわしい関係が築けるはず。
でもこのキーワード。
「好きな人とだけで楽しくやればいい」という意味ではない。
それだといつまでたっても可能性は広がらない。
自分達が変わることで、一緒に何かをする“誰か”がどんどん広がっていく。
毎年毎年自分が変わって、
去年はできなかったことを、今年はこの人と一緒にできた。
そんなふうに変わっていく。