カヤックにとっては、これこそが最大の賛辞。
法人の生き様を通してそう言われたい。
だから、いくつかの選択肢で迷ったら、僕らはこうきく。
「それって漫画っぽい?」「どっちが漫画っぽい?」
これは、なるべくありえないことを実践するということ。
人とは違う道を通るということ。
すがすがしいほどの荒唐無稽さや、
裏表のないチャレンジングスピリットがあるということ。
「奇をてらう」ことではない。
歴史上のすごい発明も挑戦も、発想の時点では漫画並みに荒唐無稽だったと思うから。
想像力にブレーキをかけたくないのです。
カヤックは、どこよりも「かっこいい」法人でありたい。
現実を見てないのは話にならないけれど、現実を知った上で、
それでも漫画にでてくるヒーローのような、わかりやすいかっこよさを求めたい。
なんにせよ、カヤックは漫画に猛烈な影響を受けています。
ヒーローたるもの、自分だけの必殺技がほしい。
他のヒーローの必殺技をパクってるヒーローなんてありえない。
これを面白法人におきかえると、「オリジナリティ」ということ。
カヤックも、誰とも違う方法論で、誰とも違う価値を創造したい。
そう徹底的に意識して、経験を積み重ねていけば、僕らでもやれるんじゃないか。
すべての創造は組み合わせの妙であり、努力で向上できると考えるから。
2枚舌のヒーローとか、言うことがコロコロ変わるヒーローもありえない。
面白法人的には、これは「誠実」ということ。
カヤックも、言ってることとやってることが違う、と言われない法人でありたい。
負い目がない状態の時こそエネルギーも最大化するから。
想像通りに進まない。ありきたりの道は進まない。
それがヒーローの運命。
面白法人におきかえると、これは「変わりつづける」ということ。
カヤックは、常に想像を超えた変化を遂げる存在でありたい。
経営理念に沿ってさえいれば、
毎年主要事業が変わったってかまわない。
そう考える。
だからこそ、カヤックは経営理念が重要なんですが。
ヒーローといえば、決めゼリフ。
「お前はもう死んでいる」とか、「あンた背中が煤けてるぜ」とか、
「またつまらぬ物を斬ってしまった…」とか。
そのヒーローの性格を決定づける、コレ!コレ!という一言。
僕らも、最初にその一言を決めました。
それがまさに、「面白法人」。
カヤックは、「お、面白いじゃん」ということをずっと探し続ける法人。
自分自身がまず楽しむ。そして、その結果、必ず人も楽しませてみせる。
そういう存在であり続けることを、一番最初に自分たちに宣言したんです。
やっぱりヒーローですから。
ピンチがあっても絶体絶命になっても、最後は勝ってくれないと。
これは面白法人におきかえると、「ちゃんと稼ぐ」ということ。
おカネがすべてじゃないのは、当然の前提。
けれどカヤックがいくら理想を掲げても、
経済的価値をまったく生みだしていないのだとしたら、
創りだしたものが社会に必要とされてないということ。
それならさっさと解散したほうがいい。
そういうバランス感覚は大事にしたい。
ヒーローには必ず仲間がいる。
強い仲間。シブい仲間。
ときには、敵だった相手さえいつのまにか仲間になっていたり。
面白法人的にいうと、これこそまさにKAYACスタイルの
「何をするかより、誰とするか」ということ。
カヤックも、社内はもちろん、取引先、お客さん、
そのほか全ての関わる人との関係を大切にする法人でありたい。
そしてヒーローにも弱点があったりする。蜘蛛が苦手とか。
どこかに人間くささがないと感情移入できないし、
完璧すぎたらみんなの目標になりえない。親しみもてないから。
あ、でもカヤックは弱点ばかりなので、
ここは心配しなくてよさそうですね。