MAD STARS | 面白法人カヤック

Client Work

2023.10.03

MAD STARS 2023(釜山国際マーケティング広告祭)にてCrystalを受賞〜面白法人カヤックが手掛けた「TOKYO’CLOCK(シチズン時計)」〜

Client Work

面白法人カヤックが企画・制作した広告作品「TOKYO’CLOCK(シチズン時計)」が「MAD STARS 2023(釜山国際マーケティング広告祭)」にて、Crystal(クリスタル)を受賞しました。

釜山で行われた授賞式に出席してきた藤原と、ちょっとしたアクシデントで授賞式に出席できなかったピエールに、裏話を聞きました。

面白法人カヤック本社前にてトロフィーを手にした藤原とピエール

MAD STARSとは

アジアで唯一、全世界から応募された広告作品を対象とする国際広告祭で、韓国・釜山で行われている。2022年にAD STARSから“Marketing”、“ Advertising”、“Digital content”の頭文字をとったMAD STARSに名称が変更された。本年度は63カ国から20,282のエントリーがあり、2,057のファイナリスト作品から受賞作品が決定された。

ー国際広告祭での受賞となりましたが、「TOKYO’CLOCK(シチズン時計)」はどんな点で評価されたのだと思いますか?

藤原
「TOKYO’CLOCK」は、日本で定時法が導入されて150年を記念したシチズン時計株式会社さんのブランディング動画です。「もしも現代に時計がなければどのような風景から時間を読み取るか」ということを企画の起点に、不定時法時代の手法で東京の24時間のあるある風景をコミカルに描きました。
もともと、海外の広告賞を狙いたいね、とクライアントさんと話していたこともあり、海外の人が見ても、分かりやすく、面白いと感じてもらえるような表現や演出を意識しながら、映像制作チームのTYO MONSTERと企画を詰めていきました。
昨年末に提案、年明け1月に企画決定、そして3月にローンチとタイトなスケジュールの中で、チーム一体となって制作した映像なので受賞できて本当に良かったと思っています。
ピエール
この映像は言葉がわからなくても伝わるようになっています。ナレーションはひたすら時刻をお伝えするだけで、各時間のシーンに日本の文化を散りばめました。夜7時、居酒屋で上司から乾杯前の逸話を聞くシーンとかは、日本らしいというか、ちょっと風刺も入った日本の風景ですよね。
そういう風景を時間ごとに一気に見られるように仕立てたということが、海外の方からすると新鮮だったのかもしれません。

ーちなみに、ピエールさんは、とあるアクシデントで授賞式に出席できなかったとか。

ピエール
そうなんです。結構ぎりぎりにファイナリストに残っているかもと知り、急いでパスポートを作ったのですが、あと1日パスポートが間に合わず渡韓できませんでした。(苦笑)
いまはパスポートがあるので、海外の受賞があれば飛んでいきます!

ー今回の受賞をきっかけに、今後の意気込みを教えてください!

藤原
他の受賞作品をみると、社会課題にアプローチする方向性のもの、そしてシンプルにアイデアや表現の面白さで突破しているものの2つのタイプがあると感じました。
私も、さまざまな方向性からアプローチしつつ、引き続き面白いものをつくっていきたいです!

MAD STARS 2023(釜山国際マーケティング広告祭)授賞式の様子

受賞結果は以下の通りです。

Crystal
■TOKYO’CLOCK

カテゴリ Information Video Stars
広告主 シチズン時計株式会社
広告会社 株式会社アイプラネット
制作会社 面白法人カヤック

MAD STARS 公式サイト:https://www.adstars.org/adstar/main/AdstarMainView.do
MAD STARS WINNERS LIST:https://www.adstars.org/winner/Winners.do

筆:面白法人カヤック 広報 渡邊好惠(ぴーち)

関連ニュース

© KAYAC Inc. All Rights Reserved.