「まちのコイン」がつないだ縁　もったいないピアノでクリスマス音楽会 in 鎌倉 12月24日（土）開催 | 面白法人カヤック

ひと・まち・地球にうれしい体験で地域とつながるコミュニティ通貨「まちのコイン」。
2019年9月に神奈川県「SDGsつながりポイント事業」で採択され、鎌倉では「クルッポ」の通貨名で親しまれています。現在、300スポット以上の場所で使えることができ、鎌倉市内の様々な地域活動に活用されています。
　　　　　　
12月24日（土）には、『まちのクリスマス音楽祭〜まちの誰もが演奏できるもったいないピアノ〜』と題して、カヤックに11月から設置された「まちのストリートピアノ」を活用した音楽会を開催します！
300クルッポと交換して、誰でもこの音楽会を鑑賞することができます。

音楽会では、鎌倉市内の音楽教室に通う小・中学生や大人が中心となりピアノ演奏を行います。アニソンやクリスマスソングなど誰もが知っている曲の演奏もあるので気軽にピアノの音色を楽しめます。
ピアノの温かい音色でほっこりクリスマス気分が盛り上がるイベントです。

まちのコインがつないだ縁で生まれた「まちのストリートピアノ」

今回の音楽会で使われる「まちのストリートピアノ」は、実は鎌倉のまちの方から譲り受けたもの。「鎌倉SDGsクリーンチャレンジ」というまちのコインのゴミ拾いイベントにて、材木座海岸でのマイクロプラスチック回収体験に参加された方より、
50年間大切にしてきたピアノを、「まちのもったいないマーケット（＊）」を活用して、廃棄することなく誰かに譲りたいと、お声がけいただいたことがきっかけでした。

「まちの誰かのために使ってもらったり、ピアノをきっかけにまちの人がつながったりしていけば嬉しい」との温かい想いがあったそうです。そこで、「もっとたくさんの人にこの温かい気持ちを届けたい」との考えから、ストリートピアノとしてカヤックオフィスのオープンスペースに設置されました！

＊「まちのもったいないマーケット」とは、「もったいないを、誰かのうれしいに。」コンセプトにまちなかで循環を生み出し、ごみの減量やフードロス削減を「まちのコイン」で楽しく解決するプロジェクト。

人とのつながりの連鎖で音楽会の開催も実現

さらに、クリスマス音楽会の開催も、鎌倉での人と人のつながりがきっかけです。
ストリートピアノが生まれた経緯や想いに共感した、鎌倉での地域活動に参加されていた日本音楽協会の方が「ぜひこの取り組みを多くの人に知ってもらおう！」との情熱をもって、鎌倉市内の音楽教室に声をかけて、今回の音楽会の開催が実現しました。

ゴミ拾いという個人が参加する活動から、音楽会というたくさんの人が参加する大きなイベントまでに発展した今回の取り組みは、「まちのコイン」がきっかけで生まれました。

お金では買えないうれしい体験で地域とつながることができる「まちのコイン」により、鎌倉のまちのなかで温かい気持ちが連鎖して、まちに愛着を持つ人が増えることに、今後も期待をしています。

「まちのストリートピアノ」は誰でも演奏できる♪

ちなみに「まちのストリートピアノ」は平日11:00～16:00の間に、400クルッポで弾くことができます。
（まちのコイン鎌倉「ストリートピアノを弾こう♪」https://coin.machino.co/regions/kamakura/tickets/364942449402）

ちょっとピアノに触ってみたいという方はもちろん、ピアノ好きの方は友人や家族に聴かせてあげたり、さらに親子で生のピアノの音に触れる機会として使ってもらえたりなど、ぜひぜひ気軽に体験しにお越しください！

【『まちのクリスマス音楽祭〜まちの誰もが演奏できるもったいないピアノ〜』イベント概要】