ワガシャのホープ「矢吹遼介」 | 面白法人カヤック

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2014.08.01

ワガシャのホープ「矢吹遼介」

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言わせてください。「この漢(ヲトコ)は最高です」

本名、矢吹 遼介、あだなはジョー。そうです、矢吹だけにジョーです(※注。あしたのジョー)。

一見、なんて安易なあだ名だと思いますが、本人は多分気に入っていると思います。だってかっこいいし。僕もジョーって呼ばれたい……。

それはさておき、このジョーは2012年新卒のエンジニアです。

そして、実は一度カヤックの新卒採用で、落ちています。

書類なのか面接の過程なのか僕は知らないのですが、おそらくその時点での技術力が足りなかったんだろうと思います。もともとカヤックはエンジニア枠で採用する場合、新卒であってもある程度の実績が必須となります。

しかも、この2012年は非常にカヤックとしても豊作な年で、なぜか33人もの新卒が採用でき、エンジニアもたくさんいた。それゆえ他者との比較で厳しい結果になったのではないかと思います。(ちなみに余談ですが、つい先日なぜ2012年が豊作だったのか、人事部内で検討したところ、この年の新卒向けスペシャルコンテンツが良かったのではないだろうかという結論になりました。

参考:面白法人カヤック2012年度新卒採用企画!「3x9=さんきゅう 27人のありがとう」

話をジョーに戻します。では、なぜ今ジョーはカヤックにいるのか?

実は、僕がジョーの大学で講義をしたことがあるんですね。その時にジョーに出会っていて、「いいんじゃないか」とフィーリングで彼のことを覚えていた。それを思い出して、人事に伝えて敗者復活、再度選考を受けたところ、合格。

そんな風に社会人としてはギリギリのスタートをしたジョーですが、成長意欲が高く、見る見る技術力もアップし、カヤックに受かるべくして受かったことを証明しました。

本当に高いマインドで努力し、単に技術力を上げただけではなく、自社サービスである「koebu」を経て、クライアントワークチーム(受託)に行き、現在はソーシャルゲームチームと、オールマイティに変化をし続けている姿はお見事です。ちなみに、クライアントワークチーム時代は、ピンクこと岩田とカヤックのCBOの久場に、「カヤックの宝だ」とすら言わしめました。

その意味とはエンジニアでありながら、自ら企画部分にまでコミットし、ガンガン提案してくる姿勢。カヤックは仕事領域や垣根といった概念のない会社ですので、まさにカヤックらしい人間といえます。

そして現在のゲームチームでもCTO自ら率いるゲームに助っ人として入り、CTOからは「一見、物静かな態度と無感情な表情から、やる気の無さそうな印象を受けるが、一皮むけばユーモアと勤勉さを兼ね備えたエンジニア。一たび口を開けば、カヤック文化の真理をついた的確な提案力。技術力を上げたいという強い意志を言葉に換えて、周囲のクリエイターを奮起させる。アルコールが入ると、さらにその弁舌力が増す。」(本邦初公開)、と言わしめました。

僕も、内に秘めたものがあるなというのは同感で、それを感じたのは、全社員メーリングリストで、役員のCBO久場に提言をしたときです。内容は省略しますが、大体このワガシャCBOはカヤック一いかれた男なので、ここにからんでいく事がそもそも熱いということの証明なのですが……ホント熱い。

この先どこまで伸びていくのか!?という末恐ろしさを覚え、武者震いさえ感じております。
せん越ながら、今後も今の自分に満足することなく、謙虚さ、素直さを忘れず、常に変化し続けていって欲しいという思いと共に、万歳三唱を贈りたいとおもいます。
賛辞者:代表 柳澤大輔

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