ギリギリで就活をはじめた美大卒社員にインタビュー | 面白法人カヤック

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2016.01.15

ギリギリで就活をはじめた美大卒社員にインタビュー

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中森源

Kocriやダンボッコキッチンを手がけたデザイナーの中森源さんに、就職活動の話や、事例が言えなかったというカヤックの面接の話、カヤックに入ってから変化したことや、どんな人と一緒に働きたいかを聞いてみました!

中森源

1991年3月生まれ。多摩美術大学 情報デザイン学科卒業。2014年カヤック入社。現在クライアントワーク受託事業部 意匠部 デザイナーとして働く

―大学時代にやっていたことを教えてください

インフォグラフィックスやプログラミングの基本的なことや、タイポグラフィなどいろいろやってました。メディア表現にも興味があったのでそういう方面のことも勉強していました。

―就職活動の話を聞かせてください

就活をはじめたのは遅かったですね。4年になってまわりの進路がどんどん決まって行く中、「いや今は就活じゃなくて卒業制作に専念だろ?」と過ごしていたらいつのまにか12月になって、これはちょっとまずいぞと思い、就活をはじめました。

―どういう会社を受けていたんですか?

Webやアプリのデザインだけじゃなく、自分たちで作品をつくっている会社っていいなと思っていたので、そういうこともやっている会社を受けていました。最初カヤックは候補に入ってなかったんですけど、ふと思い当たってサイトの応募フォームから応募しました。

面接では、カヤックの事例が言えなかった

―そもそもカヤックを知ったきっかけは?

当時カヤックがつくっていた「戦え!マドリ」というアプリがあって、それにハマったのがきっかけです。あとは、学校に説明会で来ていたので名前は知ってました。

―面接はどんな感じだったんですか?

基本的にはポートフォリオを見せながら、つくったものについて話す感じでしたね。「カヤックの好きな事例ありますか?」って聞かれて、「戦え!マドリ」の話をしたんですけど、それを誰も知らなくてまったく盛り上がらず...

そして、「他にありますか?」と聞かれて、なにも思いつかなくて「えっと、名前なんだったけな...あれ、あれ」って思いだすふりをしてました(笑)

―カヤックに決めた理由は?

面白法人と名乗っているくらいだから、ここだったらデザインに限らず面白いものがつくれそうだな、と思ったのからです。最先端の技術をすぐに取り入れていくところにも惹かれました。

つくったものが実際に世に出て、使ってもらえるのが魅力です

中森源

―意匠部の仕事内容を教えてください

主にWebデザイン、LP制作、キャンペーンサイト制作、アプリのデザインが多いですが、店舗ディスプレイのデザインや、ポスター、映像などもありますね。自分の場合、BGMや効果音などの音の制作もしたりします。

―本当にいろいろあるんですね。その中でも好きなものはありますか?

アプリのUI/UXデザインは好きです。効率化や、人の役に立って世の中を便利にする系のものが好きで、ユーザーがどういうふうに使うかなって想像しながらつくるところが楽しいですね。

最近だと、Kocri、ダンボッコキッチンをつくったんですけど、実際に世に出てみんなが使って、リアルなフィードバックをもらえるのが面白いですね。

―働くうえでのこだわりとかってありますか?

んー、めっちゃ細かいですけど、Photoshopのレイヤーを整理するのがめちゃくちゃ好きです(笑)。フォルダの構造とかレイヤー名はこうしたほうがいい、みたいなのが自分の中にあって、整理されてないPSDデータを見ると思わず直したくなっちゃいます。

―こうやればもっと便利になるのにっていうのを考えるのが好きなんですね

「効率化」が自分の中のキーワードで、遠回りしているやり方を見るとついつい自動化したり効率化したくなっちゃいますね。

カヤックに入社してから変わったことはありますか?

中森源

―カヤックに入社してから変わったことはありますか?

大学までは「あーこれ今日までだったー」みたいなことがけっこうあったんですけど、カヤックに入社してからタスク管理とかスケジュール調整とか鍛えられて、意識が大きく変わりましたね。1年目は本当に鍛えられました。

あとは、会社に入ってからつくることが減りましたね...

―カヤックに入ってからつくることが減ったんですか?

大学の時の暇な時間って「あーこれやりたいなー」みたいな高まるものがあったんですけど、会社に入ってからは毎日ものをつくっているから満たされているんですかね...

でも、それを取り戻そうという気持ちを込めて「クリエイティブな日々を送る」というテーマを掲げて今はボードゲームをつくっています。

―ボードゲームですか?もう少し詳しく聞かせてください

もともと、マジック:ザ・ギャザリングが好きで、そのつながりで「ドミニオン」というボードゲームに出会ったんですね。

それまではコンシューマーゲームやソーシャルゲームをやっていたんですけど、ボードゲームは卓を囲んで人と顔を合わせてやるので、ちょっとした仕草や表情でその人が何を考えてるのかとかがわかったり、その場の空気の一体感で盛り上がったり、アナログゲームでしか味わえない感覚があり、最高かよ!ってどハマりしました。

そこで、アガって盛り上がれるボードゲームをつくりたいと思い、土日はひたすらルールを考えて、テストプレイしてという感じでつくってます。

「カヤックは本当にものをつくるのが好き」カヤックの魅力とは

―カヤックの魅力を教えてください。

メンバーがいいなって思います。みんな向上心が高いし、視点がそろっているのが良い。たとえばクリエイティブの話になったときに、前提の話がなくてもツーカーで伝わるところがとてもやりやすいです。

あとは、みんなつくるのが本当に好きなんだなって思います。仕事以外でも、何かつくろうっていう話が自然に出るので居心地がいいです。

―カヤックの嫌なところってありますか?

なんだろうなあ...会社に犬がいればいいと思います。みんなすごく心が落ち着くと思うんですよ。犬がいたら絶対がんばれますよ(笑)

―これからやっていきたいことを教えてください

アプリでもUIでもなんでも、世の中を便利にするものを増やしていきたいですね。ボードゲームもつくり続けていきたいです。

なんでも楽しめるノリのいい人と働きたいです。

―どんな人と一緒に働きたいですか

ノリがいい人ですかね。カヤックには、これやりたいっていうと「やろうやろういいじゃんいいじゃん」って乗っかってくれる人が多いので楽しいんですよ。

つくるのが好きでなんでも楽しめる人、そういう意味でノリのいい人と働きたいです。

―これからカヤックを受ける人へメッセージがあれば

熱中できることを仕事にできるのはいいことだと思います。

僕が就活するときに、好きなものを全部洗いだしたんですけど、自分ってこういうの好きなんだって整理された部分があるので、一度好きなものについてじっくり考える時間をつくるのがいいと思います。

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