漫画は創業者3人のバイブル

実はこのキーワードが一番わかりづらいと言われます。

社員全員が共感しているわけでもありませんし、中には漫画を読まない社員もいるから理解していない人もいると思います。

ある意味はっきりいって、面白法人カヤック代表3人の趣味、とも言えます。

漫画は創業者の代表3人が読み続けてきたものです。

いわばバイブルみたいなもの。
何度も繰り返し読むのだけども、そのたびに自分の生き方の指針とか、理想のヒーロー像とか、自分たちの志を思い出させてくれるものです。

共通の漫画を読んできましたから、事業のうえでも創業者3人の間では、時々「あのシーンのあの状態」という伝達ができたりします。
たとえば、「今は「まんが道」の何巻のあの場面の状況だから』と伝えたり。
漫画を共通言語にして状況を認識したり、漫画のシーンになぞらえることで、自分たちが置かれている状況を客観視する手段にもなったりと、様々な場面で役立っています。

一方で、漫画という表現形態は日本独特の文化です。
たとえばオノマトペを使った心理描写などの表現形態は、もはや世界に通用するオリジナルとなってきました。
だからこそ、漫画を使って名刺をつくるなど、表現としての漫画を評価していますし、漫画から生まれたアイデアを好んで採用しています。

それほどに、表現手法として漫画にこだわるのはなぜか?

カヤックは日本に限定することなく、世界に向けてメッセージを発信し貢献する会社となりたいと思います。でもそのルーツは日本にあります。
であるなら、日本の強みを生かすべきだと思うからです。
我々が小さい頃から親しんできた漫画的な表現は世界で戦える素材となる。そう考えています。

それに世界に目を向ければ向けるほど、思うのです。
ドラゴンボール、ドラえもん、NARUTO・・・みんな知っています。
中国に行く機会があった時、鎌倉から来たといったら、「湘北高等学校(※)はあるのか?」と聞かれました。仲良くなれそうです。

なお、代表3人がもともと週刊少年ジャンプ世代だからでしょうか、”漫画的な”というのには、どうも少年漫画的な表現が多く含まれているように思います。

※湘北高等学校 
井上雄彦の漫画『SLAM DUNK』に登場する、神奈川県に所在するという架空の高等学校。

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