★本Projectの概要
「有限会社ひきもどし」は、映画の中に存在する架空の会社です。社会現象となったひきこもりを、荒唐無稽とも思える独自の手法でひきもどすことをビジネスとする会社の社員が登場する映画です。
この映画の中に存在する架空の会社のWEBサイトを作るというのが、KAYACとしてのProjectです。なお、映画は未公開です。(2004年8月3日現在)
しかも、実はKAYACも完成版はまだ見てません。従って、映画についての詳細は現段階では割愛します、脚本から1ついえることは、後味の悪い映画ではありません。お楽しみに。
★本ProjectにKAYAC参加の経緯
まず、「有限会社ひきもどし」という、一見ナンセンスなネーミングをMLでみかけて、興味を持ったことがそのきっかけです。
その後、映画の話だとわかり、監督とお会いし脚本の説明を受ける時に、いきなり最後のシーンだけを監督に熱く語られ、「その最後のシーンが撮りたいがゆえにこの作品を撮るんだろうなぁ・・・」と解釈し(勝手に)心に響いたので、WEBチームとして協力させて頂くことを決めました。
★有限会社ひきこもりWEBサイトとしての目的
WEBチームに課せられた責務は、ストーリー上に登場する会社を脚本からイメージを膨らませ、できるだけシュールにクオリティの高いサイトを作ることです。
その結果、映画を見てみたい!という人が一人でも多く増えること。
さらには、映画を見た人が、後で本サイトを知って、映画の中に出てくる「有限会社ひきもどし」のサービスは、実は、このようなことになってたのか・・・とより映画の世界に興味をもってくれる人が1人でも増えることです。
★有限会社ひきもどしという架空の会社について
本Projectの関係者の周りにも、ひきこもり問題を身近に抱えている方がいます。
非常に慎重に取り扱うべき問題であることを認識しております。
その上で、
有限会社ひきもどしの経営理念は、ひきこもるという状態をポジティブにとらえ、ひきこもっている間にその人の可能性が熟成され、ひきこもっている人がひきもどった時に、社会に対して還元するものが大きいという理念をもった会社であるという設定になっています。
(見えなくてすむものに気づいてしまう才能をもつがゆえ)
さらに、有限会社ひきもどしのサービスプランということにつきましては、薀蓄は豊富ですが、”単純に部屋から出す”というプランに設定されております。
例)燻製プラン
燻製で部屋からいぶして出す。それにともなうプラスの効果。
例)ドア破壊
ドアを破壊して部屋から出す。それにともなうプラスの効果。
など。
★KAYACとしての本Projectのスタンス
本映画は自主制作映画です。
スタッフならびに出演者も我々KAYACも制作費用はでてません。
すなわち、自分自身で何をこのProjectで得ることができるのかを見極め、自分自身が納得する必要があります。
それは、テーマがどんなものであれ、創作物として納得いけるかどうかがKAYACにおいては重要だと考えております。
そしてテーマが難しくても、創ったものが凄いといわれるレベルまで到達すれば
そこにつきぬけたところでどうにかなるのではないか?
と思っていたことも事実です。
KAYAC自身がそう感じるタイプだからかもしれません。
そして、ここまでよく作ったよ・・・
と、あきれられるレベルには達したと思っております。
★ひっそりと公開
とはいえ、勢いで作ったものの、やはりテーマがテーマだけにこれをこのまま立ち上げていいものか?というのは監督も含めWEBチームも迷ったところです。
実は、サイトに関しては、去年末にほぼ完成していました。その時点では、検索エンジンにもひっかからない状態にしていました。
われわれKAYACのよく知る知人に、ひきこもりも併発して薬物治療をしている方がいます。
その知人からは、きっと批判も出ると思う・・と前置きした上で、ただ、どんなきっかけであれ、様々な精神的苦痛に対処できるカウンセラーや、暖かい社会認識が必要で、そこに繋がるようにしてくれるのであればありがたい、という意見も頂戴しました。
そして、そろそろ映画の公開も近づくにつれて、先行してWEBサイトを公開してみようということで監督と合意したのが、7月7日です。まずはKAYACメンバー(メルマガ登録者約500人)に対して、どう思いますか?という意見を求めました。
一方で、検索エンジンにもひっかかるように公開しました。
★意見をふまえて
そしてその後、BLOGサイト等でも、一部NEWSとしてとりあげられご意見が出始めたようです。それと時を同じくしてWEBサイトにも直接メールでもご意見やご質問を頂きました。創作物としての高い評価をして頂いた方もいました。
どんな意見がでるにせよ、一番重視したかったのはひきこもりを自分の問題として抱えている人たちの意見です。ただ、むしろ一番懸念しなければいけない方々の声こそ、こちらに届かないのではないか?ということが当初の仮定の1つでもありました。
そんな中、わずかではありますが、ひきこもりの当事者と思われる方から、頂いたメールを受け、そこでの直接のやりとり等をふまえてサイトを停止させて頂くことにしました。
なお、実験的に公開してから、停止までの期間は短い期間です。従って、我々が受け取ったご意見は、一部の方のご意見だと思われます。
そういう意味では、映画に対して、さらには、映画の背景にあるテーマそのものに興味が繋がるという意味でサイトの公開を継続するという選択肢もあったかもしれません。
しかしながら、なんでもありだというつもりはもともとありませんので、現在は一端検討中ということになっております。
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