言わせてください。「この漢(ヲトコ)は最高です」
さて、今号の冨田女史を語るにあたって、彼女がカヤックに入社したきっかけを、彼女自ら語ったエピソードがありました。彼女を紹介するにあたって、これに勝るものはないかと思いますので、これを本邦初公開。社員すらもまだ誰も見たことありません。
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私とカヤックとの出会いは鮮烈かつ突発であった。
カヤック魂を愛読し、カヤックファンであった前職の同僚がある日、「カコさん、超能力とか好きですよね?面白い方と会食するので来てください!」と飲み会の誘いがきた。誘いのメールには日経BPのヤナさんのblogURLが添えてあった。
前職にてボランティアの一環で障害者の絵画作品を掲載しようという計画があり、Art-meterは知っていた。デジタル音楽の販売に絡んでいたこともあり、著作権物をnetというツールを使って活用する面白い仕組みをやっているな、と興味深くみていたこともあり、即答でその「社長さまと渋谷で会食」に参加表明した。
下地作りとしてblogやらサイトやらを読む。変わった会社だな。
そして1週間も経たぬまま、当日。確か木曜日。
こともあろうに私は夕刻より発熱。耐えられず帰宅、就寝。しかし、何かがうずいた。
ふらつく身体が起き上がり、扉を開けた。右手を伸ばし、タクシーを捕まえる。
「渋谷へ」
そのまま後部座席へ身を沈める。東京には怒涛のような雨、暗転した空を切り裂く稲妻。
切り立った渋谷インフォスタワーは、雷に照らされて悪魔のすむ城のように浮かび上がってくる。風邪とは違う鳥肌がさざめく。
待ち合わせの店に入ると総勢10名程度の方々が華美なテーブルを囲み、フォアグラなどを食していた。席に座ると、奇遇にも目の前にはやなさん。
「成長するのに欠かせないのは、素晴らしき出会いだ。」と熱弁を振っている。うん、その気持ち、よくわかる。そして学べる。熱を帯びた脳みそでは、ほとんどの話しも覚えておらずふらふらとしながら会は終了。案の定、翌日から寝込んだまま過ぎた時間。
そして運命はきた。
1週間も経っていない頃、やなさんからメールが。
「アートメーターの店長やらない?」
はい? 確かに転職活動はしていた。そしてほぼほぼ決定した会社があった。
アートメーターの店長をやらない・・か。改めて全てのサービスを見直す。
一人のユーザーとして「便利だから」ではなく、ワクワクとともに「ほしい」と「ほしくなる」、そして何よりも「わかりやすい」がそこにはあった。
しかし、BtoC、制作の現場・・・と、全てにおいて新しいチャレンジ。
やりたい、やってみたい、だけでどこまで通じるのかという大いなる不安。
ただ、これはチャンスかもしれない。
面接ともに数回会う。
つかみどころのない感じ。こちらもつかめてない感じ。いつものそれとは違う距離感。
仕方ないでしょ、いままで会ってきた会社の人たちとは違うから。
「変われるか?」30歳を越えた人間はなかなか変わることができない、変えられない。
役員内の面談の際にも同じように「冨田は変われないのでは?」と言われたらしい。
変われるのか・・・
問いかけが骨身にずしんと染みる。眠らずにやるらやらないかの回答を悩み続けた。
しかし、やってみないことにはわからないじゃないか。変わらない?じゃなくて吸収していけばいいじゃないか!吸収することで変わっていくもの面白いかもしれない。
11月より入って感じる勢いに、時に気後れしそうにはなるが、女34歳、新しい視点をくれたこの出会いに深く感謝している。
一期一会。
大切にしなければならないと、感じた瞬間。
そして、まだまだ吸収し続けていこうと思っている。
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実は、カヤックにおいては、こちらから「入社してください」と口説くという事は、かなり稀だという事実があります。
なぜかというと、カヤックには自己責任の文化があるから。
口説いて入ってもらうということは、先方もこちらに期待してしまうということ。でも、入ってみてお互いこんなはずじゃなかったなんてことはよくあること。そんなときに、人のせいにしないこと。我々としては、入社前にできるだけの情報をオープンにするので、あとは“自己責任で入りたければ入ってきてください”という姿勢をとっています。
そんな中、こうやってこちらが自ら口説いたという事実。
さらに、たった2時間程度の会合の縁をもって、オファーをしたという事実。
もちろん、こちらがちょうど探していたポジションに適任ではないかというタイミングが合ったにせよ、この事実をもってしていえることは、カヤックとしては相当に高いハードルを乗り越えてきた人だということになります。
単なる思い付きじゃないのよ。冨田さん。直感を大事にしているから。
そして現在入社して、業種としても職種としても、さらにミッションとしても全くの未知の世界へのチャレンジ中という状況に追い込まれている冨田女史。
入社するにあたって「いままで持っていた常識をすべて捨ててくること」「変わる意識で入ってくること」が、まずカヤックに入社する第一条件です。という、かなーり乱暴な条件に挑戦するその気概。ほんとに大したもんだと思います。
そして、普通は慣れない新しい上司がきたら、スタッフからは不満の1つ2つも出てきそうなものですが、数ヶ月たってみてもそんな不穏な話も全くなく、チームワーク良くやってくれています。もちろんこれは冨田さんだけではなく既存スタッフのおかげということもあるのだけれども。そういったART-Meterチームをみて、やはり間違ったオファーではなかったなと。
ART-Meterという事業は、何1つお手本となるものがない世界。まだまだやることがたくさんあり、発展途上だとは思いますが、ぜひとも情熱をもって取り組んでもらいたい。
あ、ちょっと今回のワガ社のホープは本人の文章を入れたので、長くなってしまいました。ここら辺で終わりにしますが、他にももっと彼女のいいところありますよ。
器用で多才なところとか。話がおもしろいとか。カヤックのセクシー番長だとか。
でも、それはまたおいおいどこかで。
この先どこまで伸びていくのか!?という末恐ろしさを覚え、武者震いさえ感じております。
せん越ながら、今後も今の自分に満足することなく、謙虚さ、素直さを忘れず、常に変化し続けていって欲しいという思いと共に、万歳三唱を贈りたいとおもいます。
賛辞者:代表 柳澤
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