2007年11月、カヤック本社オフィスが引越しをしました。場所は鎌倉・若宮大路沿い。旧オフィスから段葛を飛び越えたところに位置します。 実はこのオフィス、引越し当日まで「カヤック社員、“立ち入り禁止”」。担当メンバーを除いては、どんなオフィスになるのか、いっさい知らないという状況下、段葛の先にある新オフィスを指をくわえて眺めた社員も数多し。そして迎えた引越し当日の模様は・・・
- photo:Tomooh Nozawa
今回オフィスデザインの依頼を引き受けるにあたり 「決め手」となったことを教えてください。
仕事 = LIFE と言えるように、仕事に対して、ポジティブで、どうしたら面白く、楽しめるかを、常に考えているクライアントだと思ったので。
オフィス全体のデザインコンセプトを教えてください。
人生の時間の中でも長い時間をオフィスで過ごします。仕事 = LIFEだからこそ、 ハッピーで、快適に過ごせるように、 オフィスはリビングルームだったらいいと思います。
また、鎌倉という場所もあり、和のエッセンスを入れながらも現代的にデザインしたいと考えました。日本的なリラックスアイテム「畳」を使い、天井が高いので、日本家屋にある縁側を作り、そこがデスクになっていたりします。できるだけ、オフィスのアイコンを使わず、対極を意識しながらデザインしました。
3階は、普通のオフィスにありがちなグレートーンではなく、色を使いながら、楽しく、クリエイティブな打ち合わせが出来るスペースです。中心となるのは、全体がソファのような靴をぬいで座れる、カジュアルなミーティングスペース。シャギーカーペットでカンファタブルに。オープンキッチンも、リビングルームを意識させます。まわりには、フォーマルな会議室があり、いろいろなスタイルの打ち合わせをすることができます。
また、若宮大路に面する大きな窓からは、桜並木を見下ろす事ができ、絶好のビューポイントとなっています。
1番売りとなる場所、また個人的に「ここが気に入っている」 という場所はどこですか。
(コンセプトの一部として)鎌倉らしさを和の要素を取り入れることで答えたいと思ってデザインした、縁側と畳のスペースです。いつもみんなで仕事をしているというカヤックさんのイメージは大切にしたかったので、ひとつのデスクをみんなで使っているような一体感もあります。
畳スペースの中には掘りごたつのデスクや社長室もありますが、それがみんなガラス張りで見渡せます。縁側デスクで仕事をしていると、その先には畳の上で打ち合わせをしている人がいて、いままで体験したこと無い視線があります。それを楽しんで欲しいなと考えています。
更に畳の上に立つと、全体を見渡せる目線の高さになります。ちょっとしたお殿様気分かもしれません。畳のスペースでのブレストが白熱しすぎるとちゃぶ台が飛ぶ(笑)そんなお芝居のような光景もこのオフィスには似合うのではないでしょうか。
カヤックと一緒に仕事をしての感想を聞かせてください。
アイディアと、デザインに対して、信頼して任せていただいて、またデザインに対してのご理解が深かったので、
特に苦労したということはあまりありませんでした。とっても楽しく仕事ができたと思います。









